本記事のもくじ
ごきげんよう、ミヤビです。
BTCの含み益は「7桁」です。
ビットコインはやめた方がいい......損するからやめとけ......こんな意見を鵜呑みにしてませんか?
本記事では「ビットコインはやめた方がいい」と言われる理由を解説します。
この記事を読むと、ビットコイン投資に挑戦しないと、むしろチャンスを逃す理由や安全にビットコイン取引して大きなリターンを得る方法を理解できます。
ビットコインは立派な「資産投資」です。そのため、大なり小なり「リスク」がありまして、リスクをとるからこそ、大きなリターンを得られます。
狩に出れば、失敗する可能性や命を落とすリスクがあります。現代で「狩」を語っても微妙かもですが、資本主義社会という戦場で勝ちたければ、リスクをとることは必須。
もちろん、いかに負けないかも大切ですので、リスク管理論についても解説しますね。
ビットコインは本当にやめた方がいいのか?
世界的に見ると、ビットコインは立派な資産形成の一つとして注目されています。
データで見る仮想通貨の保有率
2023年に行った、暗号資産決済企業「TripleA社」のレポートによると、世界国別における仮想通貨の保有ランキングは下記のとおりです。
順位 | 国 | 仮想通貨の保有者数 | 保有者の割合(対人口) |
---|---|---|---|
1位 | インド | 93,537,015 | 6.55% |
2位 | 中国 | 59,134,683 | 4.15% |
3位 | アメリカ | 52,888,108 | 15.56% |
4位 | ベトナム | 20,945,706 | 21.19% |
5位 | パキスタン | 15,879,216 | 6.60% |
6位 | フィリピン | 15,761,549 | 13.43% |
7位 | ブラジル | 25,955,176 | 11.99% |
8位 | ナイジェリア | 13,261,259 | 5.93% |
9位 | イラン | 12,000,000 | 13.46% |
28位 | 日本 | 5,096,970 | 4.13% |
- 男性:63%
- 女性:37%
- 学士以上:71%
- 34歳未満:72%
ザックリですが、大卒以上の若い男性の保有率が多い傾向にあるようですね。
日本では総人口の約4%に当たる500万人が、仮想通貨を保有しています。まだまだ仮想通貨に対する熱量は高くはありませんが、伸び代は大きいものと思われます。
特に、ビットコインは仮想通貨市場における50%以上の時価総額を占めるので、仮想通貨 =「ビットコイン」と言っても過言ではありません。
ビットコインはやめた方がいいと言われる理由5つ
たしかに「ビットコインはやめた方がいい」とよく言われるため、その理由について解説します。
- 理由①:税制が複雑すぎる
- 理由②:使い道がない
- 理由③:ハッキングや詐欺が多い
- 理由④:ボラティリティ(変動幅)が大きい
- 理由⑤:仕組みがわかりにくい
そもそも日本は「投資」に積極的ではありません。
税制が大幅に緩和された「新NISA」の解禁によって、やや投資意識は芽生えたものの、それでも少額投資が多いです。
理由①:税制が複雑すぎる
仮想通貨で年間20万円以上を稼いだ場合は「確定申告」が必要です。
仮想通貨の所得は「雑所得」に該当するため「総合課税」になります。そのため、給与や事業所得と合算した総所得に対して「超累進課税」が適用されます。
超累進課税では、所得が一定額を超えるたびに税率が上がります。つまり、稼げば稼ぐほど、税金で搾取される仕組みです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5%(97,500円) | 0円 |
195万円〜330万円 | 10%(135,000円) | 97,500円 |
330万円〜695万円 | 20%(730,000円) | 427,500円 |
695万円〜900万円 | 23%(471,500円) | 636,000円 |
900万円〜1,800万円 | 33%(2,970,000円) | 1,536,000円 |
1,800万円〜4,000万円 | 40%(8,800,000円) | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45%(27,000,000円) | 4,796,000円 |
所得に応じて、税率は「5〜45%」かかりまして、さらに住民税(10%)と復興税(2.1%)が発生します。
特に注意すべきことは「仮想通貨の交換」です。日本で扱ってない仮想通貨を海外取引所で売買する場合、そのプロセスで仮想通貨同士を交換するケースがよくあります。
たとえ、億り人になれても「売却 + 交換による税金地獄」に陥いる可能性があります。
一方、株やFXは「申告分離課税」でして、税率は「所得税15% + 住民税5% + 復興税0.315%(一律20.315%)」とシンプルです。
このような税制上の違いから「仮想通貨やビットコインはやめとけ」と言われる主要因になっています。
仮想通貨の「税制改正要望書」が提出されているため、今後に期待です!
理由②:使い道がない
ビットコインの主な使い道は「投資」です。よって、投資で損する可能性があるため「ビットコインはやめとけ」と言われます。
本来の目的は、完全なP2P電子通貨による、金融機関を介在しないダイレクトなオンライン決済です。
ただ、ビットコイン決済があまり浸透していないのも事実でして、投資対象としての価値ばかりがグングン伸びている状況です。
良くも悪くもビットコインの目指す世界が構築されて何よりですが、使い道があるのかと問われれば、大衆にとっての利用価値は投資以外あまりありません。
一部の国では、ビットコインが法定通貨として認められた事例もありますが、現金や電子決済がある以上、日本でビットコイン決済が普及するのはまだ先の話でしょう。
詳しくは【9選】ビットコインの使い道はない?投資以外でも役立つ実用的な使い方【電子ゴミからの卒業】もご覧いただき、ビットコインの将来性を感じてください。
理由③:ハッキングや詐欺が多い
ビットコインを扱う仮想通貨取引所への「ハッキング」や投資ブームに便乗した「詐欺」が多いのもまた事実です。
とはいえ僕は、ハッキングや詐欺られたことがないため、そこまで悲観しておりません。
仮想通貨自体がハッキングされるワケではなく、取引所の管理体制を突かれるケースが多いです。その点は、セキュリティに強い取引所を選べば気にする必要はありません。
また、詐欺被害については、仮想通貨が問題なのではなく、詐欺だと見抜けない「鑑識眼」にあります。警戒心が欠如しているため、詐欺師にカモられてるだけです。
仮想通貨を取り扱う際は、こーいったリスクと常に隣合わせなことを忘れないでください。
特に「元本保証」や「著名人」を謳った商品・サービスは120%詐欺ですよ!
理由④:ボラティリティ(変動幅)が大きい
ビットコインは時価総額No.1な仮想通貨なため「ボラティリティ(価格の変動幅)」が大きいのも特徴です。
ビットコインの価格は、1日で「数十万円〜100万円」ほど動くこともザラです。
仮想通貨は株のような「ストップ高」「ストップ安」が存在しません。そのため、短期で利益を狙える一方、暴落時は歯止めがかからず、資産が一気に目減りする可能性もあります。
特に「暗号資産FX」「レバレッジ取引」では、証拠金を割り込んでマイナスになるケースもあります。建玉のリスク管理には、細心の注意を払ってください。
理由⑤:仕組みがわかりにくい
ビットコインの仕組みが専門的なことも、投資家の参入を妨げる要因の一つです。
ビットコイン
ビットコインは「ブロックチェーン」を導入した世界初のデジタル通貨です。発行枚数は「2,100万枚」と上限が設けられており、4年に一度の「半減期」を経て、通貨のインフレを抑制しつつ、希少価値を高める役割を技術的に担っています。
あまりピンとこないかもですが、ビットコインは国家や政府に管理されることなく自律しています。新しいお金として、現金からデジタルマネーへの架け橋を紡いでおります。
詳しくは「ビットコインを構成する仕組みをわかりやすく解説」をご覧ください。
ビットコイン投資に向いてる・向いてない人の特徴
そんなビットコインへの投資に向いてる人・向いていない人の特徴をそれぞれ解説します。
向いてる人の特徴
ビットコイン投資に向いてる人の特徴は、リスクと変化を受け入れられる人です。
- 仮想通貨やビットコインに興味ある人
- ビットコインは伸びると確信できる人
- リスクを受け入れ、資金を増やしたい人
歴史は浅い分、伸び代が大きいのも魅力的ですね。
仮想通貨はハイリスク・ハイリターンなため、短期トレードで資金を増やしたい方にピッタリな投資です。ビットコインについても、短期的な増減はあるものの、長期投資としても十分機能します。
過去に、株やFXなどのトレード経験がある人なんかも、わりとスムーズに仮想通貨をスタートできますね。チャート慣れしているだけで、向いてると言えるでしょう。
向いてない人の特徴
まさに「狩」の意識のない人は、ビットコイン投資には向いていません。
- 資産を自己管理できない人
- リスクをとりたくない、とれない人
- 会社員 =「安定」にしがみつく人
ビットコインに限らず、投資では大なり小なり損する可能性があります。
そして、ビットコインは「ボラティリティ(変動幅)」が大きい傾向にあります。しかし、大局的に見れば、価格は右肩上がりです。
また、仮想通貨は「ウォレット」で管理します。特にウォレットを構成する「秘密鍵」を紛失すると、資産を盗まれてしまう可能性もあります。
このように、保有する通貨を自己管理でき、リスクをとって長期目線で伸びると確信できる者が、ビットコインに投資できます。
まさに僕もその一人でして、人気な「FX」よりよっぽど簡単だと思います!
ビットコインはやめた方がいい←チャンスを逃す件
ビットコインという名前は聞いたことあるけど、なんだか損しそうだな......危なさそうだし、節約した方が身の丈にあってそう......
特に日本人はこーいった思考になりガチですが、裏を返すと「チャンスを逃してる」ことを意味します。
- 根拠①:時価総額No.1な仮想通貨
- 根拠②:全資産ランキングトップ10
- 根拠③:デジタルゴールドの異名を持つ
- 根拠④:24時間365日取引できる
- 根拠⑤:大企業や著名人が購入している
行動しない結果、ビットコインの価値は「数十万円→1,000万円」まで伸びました。
インターネットが普及した昨今、仕込めた人は大勢いるハズ。しかし、実際にビットコインに投資できた人はごくわずかです。つまり、大勢がチャンスを掴み損ねてるともいえます。
とはいえ、まだまだ伸び代は大きいと思うので、今からでも遅くはないですよ!
時価総額No.1な仮想通貨
ビットコインの時価総額は「190兆円」以上、仮想通貨市場の「50%以上」を締めます。
つまり、仮想通貨で投資するなら「ビットコイン」は絶対に外せません。
仮想通貨は数万種類あるとされてますが、その中でも王道は「ビットコイン(BTC)」でして、いわば「初代仮想通貨」です。
ビットコインの相場が変動すると、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の価格にもモロ影響します。なんせ、半分以上も占めてるので、影響力はかなり大きいです。
>> 参考:仮想通貨の時価総額ヒートマップ
全資産ランキングトップ10
ビットコインの時価総額は、世界の資産ランキングでもトップ10に入ります。
世界トップ資産ベスト10(2024年現在) | |
---|---|
1位 | 金(Gold) |
2位 | マイクロソフト |
3位 | アップル(Apple) |
4位 | エヌビディア |
5位 | アルファベット(Google) |
6位 | アマゾン(Amazon) |
7位 | サウジアラムコ |
8位 | 銀(Silver) |
9位 | ビットコイン(BTC) |
10位 | メタ(旧Facebook) |
世界トップの大企業「GAFAM(ガーファム)」や「金(ゴールド)」「銀(シルバー)」などの希少金属と肩を並べるほどでして、ビットコインの破壊力がうかがえますね。
こーいった背景から、ビットコインは投資対象として十分すぎるほど価値があることがわかります。
デジタルゴールドの異名を持つ
ビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれています。
上記のとおり、ビットコインの時価総額は世界トップクラス。2024年現在からビットコインが10倍以上も成長すれば、時価総額No.1な「金(ゴールド)」に追いつきます。
金は人類共通の資産でして、紀元前6,000年の歴史があります。そのため、本能として「金は価値がある」と刷り込まれてたりします。
金はいつでも現金や不動産などにも交換できるため、信用力が高いです。株や通貨は、企業や国の信用が傾けば紙切れになり得ますが、有限な金には実態としての価値が健在です。
ビットコインの発行枚数には上限があり、半減期とともに希少価値が高くなるため、金と似ている特徴があります。
とはいえ、ビットコインは「ブロックチェーン」によって安全性が技術的に担保されています。金をハッキングできないのと同様、ビットコインもハッキング不可能とされています。
24時間365日取引できる
仮想通貨は「24時間365日」取引できるため、自由度が高いです。
国内株の取引は、平日の前場(9:00〜11:30)と後場(12:30〜15:30)の時間帯しか取引できません。この時間帯は働いてたりする人も多いため、取引に集中しずづいのがネック。
一方、仮想通貨なら四六時中オープンしてるため、たとえ海外に滞在してるにせよ、時差を気にせず取引できます。
特にビットコインは、米国市場の時間帯で大きく値動きすることが多いため、サラリーマンでも就寝前に取引可能です。もちろん、寝てるときに急落することもあるため、早起きして相場をチェックする習慣を身につけることをおすすめします。
大企業や著名人が購入している
仮想通貨の中でも、特にビットコインを買い増ししてる企業の動向が注目されています。
日本ではあまり目立ちませんが、海外の錚々たる企業はこぞってビットコインを大量購入してたりします。
特に注目すべきは「イーロン・マスク氏」の発言や同氏がCEOを務める企業の動向ですかね。
企業がビットコインを購入するワケは、その将来性に投資しているから。こーいった企業が増えるほど、ビットコインの価格も上昇しやすくなるため、今が仕込むチャンスですよ。
日本企業では「メタプラネット」が注目されています!
ビットコインを安全に取引する方法3選
ビットコインなんかやめとけ......そんな意見を鵜呑みにしてると、一生、行動できずにチャンスをつかみ損ねる人生になってしまいます。
ビットコインを安全に取引したければ、下記の方法を実践してください。
- 方法①:金融庁に登録された仮想通貨取引所を選ぶ
- 方法②:現物で取引する
- 方法③:少額取引から始める
たしかに、ビットコインなどの仮想通貨で損する人もいますが、しっかりと予備知識があればまったく怖くありませんね。
方法①:金融庁に登録された仮想通貨取引所を選ぶ
金融庁に登録されていない事業者に関わると、投資詐欺や悪徳商法にあう可能性が高いです。
- 仮想通貨取引所
- 仮想通貨セミナー
- その他、投資ビジネス
主に上記3点ですが、金融庁・財務局に登録された事業者を利用してください。
安心安全にビットコインを取引するなら、当サイトがイチオシする「コインチェック(関東財務局長第00014号)」がおすすめです。
金融庁に登録された事業者は「金融庁|暗号資産交換業者登録一覧」から確認できます。
方法②:現物で取引する
初心者なら、まずは「現物」で取引しましょう。
現物取引
現物取引とは、ある銘柄を今の価格帯で購入するイメージです。たとえば、ビットコインが欲しいなら、1BTC、0.1BTCを現在の価格で購入するといった具合です。
一般的な取引方法といえば「現物」でして、元手以上の資産を失わないため、低リスクで取引できます。
一方「レバレッジ取引」を利用すれば、証拠金を担保に元手以上の取引ができます。
たとえば「レバレッジ25倍」ならば、リターンもリスクも25倍になります。証拠金維持率を下回ると「ロスカット(強制決済)」されてしまうため、損する可能性が高まります。
証拠金だけでは損失を補えない場合、別途、証拠金を請求されることもあります。これを「追証(おいしょう)」と呼びまして、いわゆる借金みたいなもんですね。
現物なら「含み損」を抱えるだけなので、強制決済はされません。下がったところで買い増ししたり、損切りするという判断もできるため、選択肢は多いですね。
レバレッジは3倍までがおすすめです!
方法③:少額取引から始める
投資初心者さんは、少額からビットコインを購入してみるのが良いかと思います。
いきなり大金をぶっ込んでも自由ですが、仮想通貨市場の感触を確かめるべく、まずは「小さく始める」意識が大切です。さらに、ビットコインは「小数点単位」でも購入できます。
たとえば、1BTC =「1,000万円」でも、0.01BTC =「10万円」分を購入できます。
コインチェックでは「500円」からビットコインを購入できます。ご自身の予算に合わせて、まずは少額からスタートしてみてください。
予算は20〜100万円がおすすめ!
ビットコインはやめとけ?よくある質問5つ
ビットコインはやめた方がいい?←会社員もやめとけって話
本記事では「ビットコインはやめた方がいい」「ビットコインはやめとけ」と言われる理由やチャンスを逃す可能性について解説しました。
ビットコインは危ないからやめとけ......根本的な稼ぐ仕組みは「株」や「FX」などと変わりませんよ。
たしかに、ビットコインや仮想通貨には投資詐欺やハッキングなどのリスクも存在します。しかし、自己管理を徹底すれば、無駄に搾取されることを予防できます。
価格までは操作できませんが、投資の世界は常に勉強が大切です。【コスパ最強】無料で学べるビットコインの勉強方法おすすめ7選【まずは独学せよ】から勉強してください。
1ミリも犠牲は払いたくないけど、気持ちよくなりたいなんて甘いですよ。ネガティブな意見に流されることなく、リスクを受け入れつつ、自己責任でビットコイン投資しましょう。
※会社員でも、自分の時間と労力を引き換えに生活費を稼ぐ......という観点からすれば、投資と変わりありません。そこには時間や精神などの一定の「リスク」が存在し、うつ病や過労死する人もいます。株やFXでも、仮想通貨と大した違いはありませんよ。