本記事のもくじ
ごきげんよう、ミヤビです。
BTCの含み益は「7桁」です。
仮想通貨を保有する日本人は、総人口(1.2億人)に対する約4.13%である「500万人」ほどと推定されます。
本記事では、ビットコイン(BTC)を持ってる人の割合を解説します。
この記事を読むと、どーいった人や企業がどのくらいビットコインを保有してるかを理解でき、投資するメリットやデメリットだけでなく、将来的な価値を見出すことができます。
2020年代に入り、仮想通貨やビットコインの認知拡大が高まってきました。2024年には4回目となる半減期を迎え、1BTC =「1,000万円」の地位を確立しました。
そこで、ビットコインの保有率にフォーカスしつつ、国や企業別のBTC保有率を紹介します。 また、ビットコインの具体的な買い方についてもセットでお伝えしますね。
ビットコインを保有するメリット・デメリット
まずは、ビットコインを保有するメリット・デメリットについて、サラリと解説します。
- その①:ビットコインを保有するメリット
- その②:ビットコインを保有するデメリット
徐々にですが、ビットコインは投資としての資産価値が高まりつつあります。
2024年現在、1BTC =「1,000万円」を突破しました。第4回目の半減期後の調整も終了したと思われ、1,000万円の価値が堅調です。
ビットコインは将来的にも伸びることが予想されているため、一定のリスクはあるものの、保有する価値は「大」ですよ。
ビットコインを保有するメリット
仮想通貨の王道とも言える「ビットコイン(BTC)」を保有するメリットを解説しますね。
主な使い道は「投資」ですが、送金や決済にも使われており、次世代のデジタルマネーになる可能性があります。
ビットコインの発行枚数は「2,100万枚」と上限があります。すでに「9割」以上が発行済みでして、保有できる人に限りがあります。
ビットコインだとイメージ湧きにくいかもですが、日本円で考えてみましょう。1万円札を保有できるのは2,100万人まで、6人に一人しかもらえないのか......と希少性がわかりますね。
ビットコインには「半減期」によって希少価値が担保される仕組みなため、年々その価値は上昇しています。セットで「ビットコイン半減期」についての理解も深めてください。
ビットコインを保有するデメリット
一方で、ビットコインにもしっかりデメリットが存在します。
投資では元本保証はあり得ないため、将来性に期待するからこそ、大きなリターンを得られます。
とりわけ、ビットコインで稼いだ額によって税金が大きく変わります。4,000万円以上の所得なら、所得税「45%」でして、住民税も合わせると55%以上にも及びます。
また「ビットコインの使い道がない......」といった側面もあり、やはり「投資」としての使い道が一般的です。
ぶっちゃけ、デメリットはそこまで気にする必要はないため【9選】ビットコインの使い道はない?投資以外でも役立つ実用的な使い方【電子ゴミからの卒業】もご覧ください。
税制が変わる日まで「ほったらかし」が良いと思います!
ビットコインの保有率ランキング【国別】
ここでは、時価総額No.1なビットコインを含めた仮想通貨全体の保有率を解説します。
順位 | 国 | 仮想通貨の保有者数 | 保有者の割合(対人口) |
---|---|---|---|
1位 | インド | 93,537,015 | 6.55% |
2位 | 中国 | 59,134,683 | 4.15% |
3位 | アメリカ | 52,888,108 | 15.56% |
4位 | ベトナム | 20,945,706 | 21.19% |
5位 | パキスタン | 15,879,216 | 6.60% |
6位 | フィリピン | 15,761,549 | 13.43% |
7位 | ブラジル | 25,955,176 | 11.99% |
8位 | ナイジェリア | 13,261,259 | 5.93% |
9位 | イラン | 12,000,000 | 13.46% |
28位 | 日本 | 5,096,970 | 4.13% |
順位 | 国 | 人口(2024年) |
---|---|---|
1位 | インド | 14億4,170万人 |
2位 | 中国 | 14億2,520万人 |
3位 | アメリカ | 3億4,180万人 |
12位 | 日本 | 1億2,260万人 |
世界人口トップと同様に「インド」「中国」「アメリカ」にユーザーが多いようですね。
日本では、人口の約4%にあたる「500万人」が仮想通貨を保有していると推定されます。世界と比較すると、日本の仮想通貨市場は「発展途上」といえますね。
補足的に「性別」「年齢」「学歴」による仮想通貨ユーザーの割合もどうぞ。
その①:性別
仮想通貨保有者の割合は、だいたい下記のとおりです。
- 男性:63%
- 女性:37%
仮想通貨の中でもビットコインは時価総額がNo.1でして、仮想通貨市場の50%以上を占める圧倒的人気な通貨です。
そのため、少なくとも50%以上のクリプトホルダーがビットコインを保有しているものと思われます。
仮想通貨は「怪しい」と思われることもまだまだ多いため、女性より男性に人気です。
その②:年齢
仮想通貨保有者のうち、34歳未満の若者が「72%」という結果です。
発展途上国のフィリピンなどでも若者を中心に仮想通貨やNFT市場が盛んですね。
ビットコインはデジタル通貨なため、時代の変化に素早く適用できたり、デジタルに強い若者に人気があります。
その③:学歴
仮想通貨保有者のうち「71%」が学士以上の資格を持っています。
大半のユーザーは大卒クラスでして、わりとお勉強が得意なことを意味します。
仮想通貨は、高度で専門的な知識が必要だったりします。特にインターネットやスマホ操作が不得意だと、取引以外のステップでつまづくことも想定されます。
また、仮想通貨は世界共通の通貨なため、英語ベースだったりします。もちろん、日本語でも問題ないですが、一次情報をサクッと理解するには英語もわりと必須ですね。
翻訳機能も使いこなそう!
ビットコインの保有枚数ランキング【世界上場企業】
続いては、世界上場企業におけるビットコインの保有量を解説します。
順位 | 上場企業 | 保有量(BTC) | 発行数に対する割合 |
---|---|---|---|
1位 | マイクロストラテジー | 174,530 | 0.831% |
2位 | ギャラクシーデジタルHD | 17,518 | 0.083% |
3位 | マラソンデジタルHD | 13,716 | 0.065% |
4位 | テスラ | 10,500 | 0.05% |
5位 | ハット8 | 9,366 | 0.045% |
6位 | コインベース | 9,181 | 0.044% |
7位 | ブロック | 8,027 | 0.038% |
8位 | ライオット・プラットフォームズ | 7,327 | 0.035% |
9位 | ハイブ | 2,596 | 0.012% |
10位 | クリーンスパーク | 2,575 | 0.012% |
圧倒的1位は、マイクロストラテジー(MSTR)でして、発行枚数の1%近くを保有しています。
マイケル・セイラー前CEOは、ビットコイン信者として有名でして「私は永遠にビットコインを買い続ける、ビットコインこそ出口戦略だ」と発言しています。
あと注目すべき企業は、イーロン・マスク氏率いる「テスラ」、暗号資産取引所を運営する「コインベース」、Twitter創設者ジャック・ドーシー率いる決済会社「ブロック」ですかね。
この辺りのビットコインの「買い増し」or「売却」にも注目しておくと、ビットコインの価格や株価変動にも対応しやすくなります。
ビットコインを保有する国内上場企業【注目3社】
ビットコインを保有する国内上場企業を解説します。
- その①:メタプラネット(3350)
- その②:ネクソン(3659)
- その③:マネックスグループ(8698)
とりわけ、暗号資産に関係した国内株に投資している方は、企業の動向にも注目しておきましょう。
その①:メタプラネット(3350)
インバウンド向けホテルを展開していたが、現在は「メタバース」「Web3.0」「ビットコイン」関連事業に注力。
ビットコインに焦点を当てた企業戦略に方向転換し、メタプラネットはビットコイン(BTC)を主要な自己準備資産として活用し、余剰キャッシュフローをビットコインのさらなる蓄積に向けていきます。引用元:メタプラネット
2024年4月8日、10億円相当のビットコインを購入したことを発表し、株価は20円台から40円近くまで急上昇したことで話題に。
ビットコインの価格上昇次第では、株価が3桁台に成長する可能性を秘めてるかもですね。(案の定、株価は120円まで上昇しました)
和製マイクロストラテジーとして、今後の動向に要注目!
その②:ネクソン(3659)
オンラインゲームを展開する「ネクソン」は、2024年現在、世界11位を誇る「1,717BTC」を保有する上場企業です。
たとえば「メイプルストーリー」「アラド戦記」などのオンラインゲームが人気ですね。
2021年には1億ドル相当のビットコインを購入しており、ビットコインを財務資産に組み入れた初の国内上場企業です。
その③:マネックスグループ(8698)
マネックスグループは、マネックス証券や子会社「コインチェック」を傘下にもつ金融上場企業。
2024年3月期決算では、暗号資産事業の収益が大幅増収となり、業績は堅調です。
また、コインチェックは「米ナスダック上場」が期待されています。上場を果たせば、コインベースに次ぎ、2番目の仮想通貨取引所になります。
株主優待として「ビットコイン」が配布されたこともあります!
ビットコインの保有率【日本国内】
Web3メディア「Mediverse」を運営するフォーイットは、全国に住む20歳以上の男女500人を対象に行ったビットコインの保有率に関する調査結果を公表しました。
今回の調査における国内ビットコインの保有率は、およそ「15%」という結果でした。
ただし、今回の調査対象は、総人口1.2億人に対する15%(1,800万人)ではないため注意してください。
いずれにせよ、日本国内でのビットコイン&仮想通貨の普及率は、世界と比較してもそこまで高くないことがわかります。
むしろ、ビットコインを持ってる人の方が珍しく、まだまだ先行者利益を狙えそうですね。
ビットコインの保有アドレスと保有量の割合【格差社会】
下記は、保有ビットコインに対するアドレス(ユーザー)の割合および、ビットコイン総量(2,100万枚)に対する割合を示しています。
これは、ビットコインを保有するユーザーの「98.12%」が1BTC未満のアドレスであることを示しています。一方、1BTC以上を保有するユーザーは、ビットコイン総量(2,100万枚)に対して「92.8%」を占めます。
つまり、ビットコインを保有する大半は1BTCすら持ってないけど、わずかな富裕層でビットコイン総量(2,100万枚)の9割以上を独占してる......ということを意味します。
とはいえ、ビットコインを大量に保有するアドレスは「大企業」「機関投資家」が大半ですので、富裕層というよりは「法人」ですかね。
まさに「格差社会」ですな......
ビットコインの買い方【3ステップ】
さて、ここまで読んでビットコインを欲しくなってきた人もいるかと思います。そこで、ビットコインの買い方を初心者向けに解説していきます。
- 手順①:仮想通貨取引所を開設する
- 手順②:日本円を入金する
- 手順③:ビットコインを購入する
ビットコインの買い方なんて、そこまでむずかしくありませんよ。
株やFXの投資経験があるなら、なおさら余裕かと。中学生でもできちゃいます。とはいえ、買う際の注意点もあるため、なるべく損をしたくない方は必見です。
本章では「コインチェック」を例に解説します!
手順①:仮想通貨取引所を開設する
ビットコインを購入するには「仮想通貨取引所」を口座開設する必要があります。
おすすめな国内仮想通貨取引所は「コインチェック」です。手数料無料でビットコインを購入できるため、ぜひ口座開設をおすすめします。
詳しくは【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】をご覧ください。
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【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】
続きを見る
手順②:日本円を入金する
ビットコインを買うには、仮想通貨取引所の指定口座に「日本円」を入金する必要があります。
- 方法①:銀行振込
- 方法②:コンビニ入金
- 方法③:クイック入金
振り込み方法によって「振込手数料」が異なります。
あらかじめ入金できてないと、ビットコインの買い時を逃しかねません。口座開設後はスムーズに取引できるよう、セットで入金しておくこと。
コインチェックでは暗号資産を500円から購入できますが、まずは少額で1万円ほどを入金してみましょう。そこで問題なければ、同じ要領で50〜100万円を目安に入金すると良いかと。
詳しい入金方法は【簡単】コインチェックのおすすめな入金方法は「銀行振込」です【住信SBIネット銀行なら手数料無料】を参考にしてください。
Tips
ちなみに僕は「住信SBIネット銀行」を利用してまして、コインチェックへの振込手数料は「無料」です。土日でも即日入金できるため、使い勝手は非常に良いですよ。
手順③:ビットコインを購入する
ビットコインの主な買い方は、2種類あります。
- 買い方①:販売所で購入する
- 買い方②:取引所で購入する
仮想通貨取引所の会社と売買するか、ユーザー同士で売買するかの違いでして、主に買い方や手数料に違いが出てきます。
投資家の勝ち筋は「いかに手数料を抑えるか」ですので、なるべく手数料の安い仮想通貨取引所で取引することが大切です。
詳しいビットコインの購入方法は【簡単】コインチェックで始めるビットコインの買い方【〇〇すると大損します】をどうぞ。
ビットコインを保有する際でよくある質問5つ
ビットコインを保有するだけでトップ層です
本記事では、ビットコインを持ってる人の割合やビットコインの保有ランキングを解説しました。
1BTCを持ってる人は、ほとんどいません。しかし、総発行枚数「2,100万枚」の大半を富裕層らが独占しています。これは由々しき事態です。
ビットコインは「半減期」にて、4年に一度のスパンで新規発行枚数が半分になります。実をいうと、すでに9割以上のビットコインが発行されており、残り1割を100年以上をかけて奪い合う運命になります。
2030年にはビットコイン供給量が「98%」に達する見込みです。さらには、休眠アドレス(紛失、死亡など)が一定数あるため、厳密には2,100万枚は行き渡りません。
将来的には、0.1BTC、0.01BTCを争う運命を予想できます。今のうちにビットコインを買っておくことが、富裕層への分かれ道になりますね。
ビットコインは時間を経るにつれ希少価値が上がる仕組みです。この記事を書いている現在も、1BTC =「1,100万円」に到達しちゃいました。
仮想通貨の中では「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」が2強ですから、今のうちに金融ポートフォリオとして分散投資しておきましょう。