本記事のもくじ
ごきげんよう、ミヤビです。
BTCの含み益は「7桁」です。
2024年に念願の「1,000万円」を突破したビットコイン。一時的な下落こそありますが、ビットコインに価値があることが広く知れ渡りました。
そこで本記事では、ビットコインの将来価格が「1億円」に到達できる理由とその根拠について解説します。
この記事を読むと、ビットコインの価格を決定づけるモデル理解、専門家やAIによる将来価格の予想、1億円に到達できる将来に向けて備えるべきことを理解できます。
僕の意見だけでなく、専門家やAIの予想も交えて解説します。本当に1億円に届くかは誰にもわかりませんが、まだまだ伸び続ける可能性はかなり高いですよ。
ビットコインを買おうか迷っているかもしれませんが、実はまだまだ買い時です。無限の可能性を秘めたビットコインを買うなら、常に「今」がチャンスですよ!
ビットコインの将来価格が1億円と期待される理由5つ
ビットコインの将来価格が「1億円」に達する可能性は十分にあります。その理由は、下記のとおりです。
- 理由①:発行枚数が2,100万枚と限定的
- 理由②:半減期により供給量が半減し続ける
- 理由③:デジタルゴールドと呼ばれている
- 理由④:大企業や機関投資家らへの参入
- 理由⑤:個人投資家・一般人への認知拡大
ビットコインは、ブロックチェーンを使った世界初のデジタルマネーです。
お金といえば「紙幣」や「硬貨」をイメージするかもですが、実はビットコインでも決済や送金が可能です。
日本や世界でも「CBDC(中央銀行デジタル通貨)」の動きが見られます。ビットコインを初めとした仮想通貨は、そーいったデジタルマネーへの架け橋として注目されています。
CBDC(中央銀行デジタル通貨)
CBDC(Central Bank Digital Currency)とは、中央銀行が発行する「デジタル通貨」のこと。通貨をデジタル化したデジタルマネーでして、貨幣や硬貨と同じよう法定通貨として機能します。たとえば、中国では「デジタル人民元」を発行しており、日本でも「デジタル円」の実証実験が始まっています。
理由①:発行枚数が2,100万枚と限定的
ビットコイン(BTC)の発行枚数上限は「2,100万枚」とプログラムされています。
つまり、ビットコインは「有限」であり、希少性があります。なかなか手に入れられないモノには価値がつきますよね?その希少性こそが、ビットコインの価格上昇に影響します。
2024年4月現在、その90%である約1,900万枚以上が発行されています。
発行枚数が上限に達するのは「2140年」頃とされており、残り約200万枚については、100年ほどをかけてゆっくりと供給されていきます。
そこで「えっ、100年もかかるの?一気に発行しちゃえばいいのに」と思うかもですが、下記で解説する「半減期」という理解が必要不可欠です。
理由②:半減期により供給量が半減し続ける
半減期とは、4年に一度、ビットコインの新規供給量が半分になるビッグイベントです。
ビットコインは「マイニング」という取引を承認する作業の報酬として、マイナーに提供される「ご褒美」ともいえます。マイニング報酬は半減期のたびに半減されていきます。
半減期 | 日付 | ブロック量 | BTC報酬(半減前) | BTC報酬(半減後) |
---|---|---|---|---|
1回目 | 2012年11月27日 | 21万 | 50 | 25 |
2回目 | 2016年07月09日 | 42万 | 25 | 12.5 |
3回目 | 2020年05月11日 | 63万 | 12.5 | 6.25 |
4回目 | 2024年04月21日(予想) | 84万 | 6.25 | 3.125 |
5回目 | 2028年 | 105万 | 3.125 | 1.5625 |
6回目 | 2032年 | 126万 | 1.5625 | 0.78125 |
7回目 | 2036年 | 147万 | 0.78125 | 0.396025 |
8回目 | 2040年 | 168万 | 0.396025 | 0.1980125 |
2009年のローンチ以来、すでに4回の半減期が訪れてます。
ビットコイン供給量が半減されることで、希少性があがりつつ、市場のインフレーションを抑制する働きがあります。
ビットコインを一気に解放したら、すぐに発行枚数上限に達し、インフレを引き起こす可能性が高まります。そこを予見しつつ、あらかじめ半減期を設けるということです。
- ビットコインは有限のため、徐々に希少性が宿るだろう
- インフレを抑制するため、徐々にビットコインを供給しよう
- マイニング報酬を半減させ、徐々に価値を高めよう
この「徐々に」というのがポイントでして、4年に一度の「半減期」によって、ビットコインの希少性を高めつつ、市場の加熱バランスをとっています。
詳しい半減期の理解については【次はいつ?】ビットコイン半減期のカウントダウン【一覧&価格予想】をどうぞ。
半減期シーズンは、ビットコインの価格に要注目!
理由③:デジタルゴールドと呼ばれている
ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれている理由です。
- 理由①:発行枚数が2,100万枚と有限↔︎金の埋没量も有限
- 理由②:ビットコインを保有することで、大きな利益を期待できる↔︎金を売却することで儲けられる
- 理由③:ビットコインはリスクヘッジ資産として機能する↔︎自国通貨の下落に備え、資産を金に変えて保有する
さらに、ビットコインは「金」より優れている点もあります。
比較 | ビットコイン | 金(ゴールド) |
---|---|---|
流動性 | 高い(デジタル資産) | 低い(実物資産) |
24時間365日 | 取引所の営業時間 | |
保管 | ウォレット(オンライン、ハードウェアなど) | 自宅、貸金庫、オンライン |
送金 | ○ | × |
決済 | ○ | × |
ビットコインは、ブロックチェーンを組み込んだ世界初のデジタルマネーです。
将来的にビットコインブロックチェーンを利用した金融サービスの普及が期待されており、ビットコインの将来性は高いですよ。
とはいえ「金・銀・プラチナ」は、人間の本能的に揺るぎない投資ポートフォリオです。特に金は「人類共通の資産」なため、富や権力の象徴として、根強い人気があります。
理由④:大企業や機関投資家らへの参入
ビットコインの価格上昇の背景は、大企業や機関投資家の資金流入が大きいです。
特に、機関投資家はビットコインとイーサリアムに強気でして、アルトコインには懐疑的であることがわかっています。
2024年1月には、米国で初となる「ビットコインの現物ETF(上場投資信託)」が承認され、ますますデジタルゴールドとしての地位を確立しました。ビットコインの価格は上昇し続け、大台となる「1,000万円」を突破しました。
ビットコインを保有する上場企業トップを見ると「マイクロストラテジー」「ギャラクシー・デジタル・ホールディングス」「マラソン・デジタル・ホールディングス」「テスラ」などが挙げられます。このような大企業によるビットコインの売買で、相場は大きく動きます。
理由⑤:個人投資家・一般人への認知拡大
ビットコインが話題になることで、僕たち個人にも投資のチャンスが巡ってきます。
ビットコインの価格が上昇し続けると「FOMO(Fear Of Missing Out)」の大衆心理が働き、まさに「乗るしかない、このビッグウェーブに」という取り残される不安に駆られます。
大衆がビットコインに注目すると、資金流入が加速します。結果的に価格が上がりやすくなるため、ビットコインの認知拡大が1億円達成には必要不可欠です。
ビットコインの将来価格とストックフローモデルの関係性
ビットコインの価格は「ストックフローモデル(S2Fモデル)」に基づいてます。
ストックフローモデル
ストックフローモデルとは、ビットコインの供給量と流通量の比率である「ストックフロー比率」に基づき、将来の価格を予測する歴史的なモデルです。
ストックフロー比率は、下記の計算式で導けます。
ストックフロー比率 =「市場のビットコイン量/年間供給量」
ビットコインは、4年に一度の「半減期」にて新規供給量が半減されます。2024年現在だと、ちょうど4回目の半減期を迎え、マイニング報酬は「3.125枚」です。
ストックフローモデルとビットコインの歴史チャートを照らし合わせると、ストックフロー比率が上昇するたび、ビットコインの価格も上昇していることがわかります。
- 新規発行枚数が減る:オレンジのライン
- 発行上限2,100万枚に近づく:ブルーのライン
- ストックフロー比率が上昇するたび、ビットコインの価値が上がる(右図)
このように、ストックフローモデルとビットコインの価格は、一定の相関関係にあることがわかりますね。
PLAN-B氏のストックフローモデル
We want "all models to be broken" and $100K BTC NOW. Truth is that it takes time. Some investors with 5X profits last couple of months, do not care about the Byzantine General problem or ECDSA, SHA256 or P2P, they trade numbers on the screen and take profit. Patience is a virtue. pic.twitter.com/uZci2b4sNR
— PlanB (@100trillionUSD) May 11, 2021
つまり、ビットコインが100万ドルになるには「時間がかかる」ということ。
元々、金(ゴールド)や銀(シルバー)などの貴金属の価格予想に用いられてた理論です。必ずしもビットコインに適用できるワケではないですが、実際は近い値で推移してます。
Look Into Bitcoinのストックフローモデル
やはり、ビットコインの価格チャートとストックフローモデルには相関関係があります。
とはいえ、このモデルはビットコインの供給量に基づいています。そのため、金融市場の混乱や機関投資家らへの資金流入によっては、通用しないこともあり得ます。
今のところ、似たような軌跡をたどっています。発行枚数が半減されていくたび希少価値は上がり続け、価格は上昇するとの見方が強いですね。
ビットコインの将来価格が1億円と予想する専門家の意見
続いて、ビットコインの将来価格が「1億円」と予想する専門家の意見を考察してみますね。
あくまで予想ですが、いずれも強気なシナリオを示しています。
理論的にはあながち間違ってないため、時間こそかかりますが、実現可能性はありますよ。
専門家①:キャシー・ウッド【2030年までに1億円超と予想】
米アーク・インベスト社CEO「キャシー・ウッド」によると、ビットコインは2030年までに「100万ドル(約1.5億円)」を超えると予測しています。
- 基本のシナリオ:2030年までに、1BTC =「60万ドル(約9,000万円)」まで上昇
- 強気のシナリオ:2030年までに、1BTC =「150万ドル(約2.25億円)」まで上昇
ウッド氏は以前より、ビットコイン現物ETF(上場投資信託)がSEC(米証券取引委員会)に承認されれば、投資家マネーがビットコイン価格を上昇させる最要因になるとしてました。
そして実際、ビットコイン現物ETFがSECに承認されたことで、ビットコインは1,000万円を突破しました。
Tips:ビットコインETF
アメリカでのビットコイン現物ETFの承認を受け、仮想通貨取引所だけでなく「証券取引所」からも取引可能になります。ビットコインETFが承認されることで、仮想通貨の信用性が高まり、機関投資家や個人投資家からの大きな資金流入が予想されます。日本でもビットコインETFの承認に期待されてます。
>> 参考:アーク・インベスト社CEOキャシーウッド氏『2030年までに、1BTC =「60万ドル〜150万ドル」になる』
専門家②:マイケル・セイラー【2030年までに1億円超と予想】
ビットコイン保有量No.1上場企業マイクロストラテジー社CEO「マイケル・セイラー」によると、ビットコインは2030年までに「100万ドル(1.5億円)」と予想しています。
また同氏は「ビットコインは、金を圧倒するだろう」と語っており、ビットコインの買い増しや資金調達を頻繁に行ってます。
マイクロストラテジー社は、総発行枚数の約0.831%(174,530BTC)を保有してます。
株価も絶好調でして、これはビットコインの価格上昇が要因とされています。ビットコインとセットで「米国株」にも注目しておくと、相乗効果を狙いやすいかと。
BTC保有量トップの「マイクロストラテジー」「ギャラクシー・デジタル・ホールディングス」「マラソン・デジタル・ホールディングス」「テスラ」にも分散投資しておきましょう。
>> 参考:「ビットコインの祭典」で大注目、2人の著名投資家の発言
ビットコイン × 米国株でW投資!
専門家③:ジャック・ドーシー【2030年までに100万ドルと予想】
旧ツイッターの共同創業者&ブロック社CEO「ジャック・ドーシー」によると、2030年までにビットコインは少なくとも100万ドル(約1億5,000万円)以上に達すると述べています。
彼によると、ビットコインの普及やエコシステムの改善に取り組む人々や企業によって、ビットコインの市場規模が急速に拡大すると予想しています。
さらに、2024年秋の大統領選によってトランプ前大統領がバイデン氏に勝利することでも、ビットコインの価格が20万ドル(3,000万円)になると見立てています。
>> 参考:ビットコイン 2030年までに「少なくとも100万ドルになる」=ジャック・ドーシー氏が語る
旧TwitterのCEOが言うなら、間違いなさそうですね!
ビットコインの将来価格をAI(人工知能)が予想【2030年に1億円は射程圏内】
専門家に加え「AI(人工知能)」を使ったビットコインの価格予想も考察していきましょう。
- AI予想①:Coin Price Forecast
- AI予想②:DigitalCoinPrice
- AI予想③:PricePrediction
そして、将来的に「AIの基軸通貨はビットコイン」とも言われていることにも、どうか着目してもらいたい。
AI予想①:Coin Price Forecast
Coin Price Forecast | 年中価格 | 年末価格 | 最大価格 |
---|---|---|---|
2024年 | 17,310,600円 | 25,081,050円 | +138% |
2025年 | 30,726,900円 | 37,640,400円 | +257% |
2026年 | 32,037,150円 | 33,390,150円 | +216% |
2027年 | 37,683,150円 | 41,922,450円 | +297% |
2028年 | 43,953,000円 | 44,922,150円 | +326% |
2029年 | 45,250,800円 | 48,644,550円 | +361% |
2030年 | 45,276,900円 | 42,366,300円 | +301% |
2031年 | 44,902,950円 | 47,428,800円 | +349% |
2032年 | 49,939,800円 | 52,436,850円 | +397% |
2033年 | 54,929,700円 | 57,393,100円 | +444% |
2034年 | 59,851,800円 | 62,300,250円 | +490% |
2035年 | 64,738,050円 | 67,165,800円 | +536% |
参考:Coin Price Forecast
※2024年4月1日現在の為替レート(1ドル約150円)で計算
Coin Price Forecastによると、ビットコインは2030年頃までに「30万ドル」まで上昇する見込みです。
1億には達しない予想ですが、それでも1BTC =「5,000万円」くらいまでは上がることが期待されています。
控えめに見積もっても、ビットコインの価格は2024年4月現在の価格の5倍ほどを期待できます。今からビットコインに投資しても、まったく遅くありませんね。
AI予想②:Digital Coin Price
Digital Coin Price | 最低価格 | 平均価格 | 最大価格 |
---|---|---|---|
2024年 | 9,511,236円 | 22,065,603円 | 23,198,234円 |
2025年 | 22,754,738円 | 24,841,142円 | 27,196,529円 |
2026年 | 31,189,089円 | 38,251,814円 | 38,628,230円 |
2027年 | 40,707,759円 | 46,958,081円 | 48,566,267円 |
2028年 | 40,707,759円 | 46,958,081円 | 48,566,267円 |
2029年 | 50,227,884円 | 55,349,792円 | 57,360,276円 |
2030年 | 71,437,326円 | 77,734,595円 | 79,208,858円 |
2031年 | 103,162,023円 | 108,006,299円 | 110,982,743円 |
2032年 | 145,375,218円 | 150,057,735円 | 152,211,466円 |
2033年 | 198,449,423円 | 203,967,623円 | 206,123,610円 |
参考:Digital Coin Price
※2024年4月1日現在の為替レート(1ドル約150円)で計算
Digital Coin Priceによると、ビットコインは2031年までに1億円を超える見込みです。
2033年には「2億円」に達すると強気なシナリオを示しており、2024年から10年ガチホできれば「約20倍」の価格上昇を期待できますね。
AI予想③:Price Prediction
PricePrediction | 最低価格 | 平均価格 | 最大価格 |
---|---|---|---|
2024年 | 13,990,350円 | 14,515,200円 | 16,530,450円 |
2025年 | 20,307,600円 | 20,888,250円 | 23,729,700円 |
2026年 | 29,304,000円 | 30,348,450円 | 35,883,600円 |
2027年 | 43,885,350円 | 45,402,900円 | 51,495,300円 |
2028年 | 65,443,050円 | 67,259,100円 | 76,286,100円 |
2029年 | 95,039,400円 | 97,729,800円 | 114,025,500円 |
2030年 | 134,025,600円 | 137,934,750円 | 168,448,050円 |
2031年 | 193,527,300円 | 200,424,000円 | 228,604,200円 |
2032年 | 277,551,750円 | 285,568,800円 | 334,439,850円 |
2033年 | 392,644,950円 | 406,923,300円 | 466,483,800円 |
2040年 | 590,038,800円 | 630,731,100円 | 651,077,250円 |
2050年 | 769,085,100円 | 830,123,550円 | 883,023,600円 |
参考:Price Prediction
※2024年4月1日現在の為替レート(1ドル約150円)で計算
Price Predictionによると、ビットコインは2030年には1億円を超える見込みです。
2050年頃までには「80億円」という、とんでもない価格予想を立ててます。
僕でさえ「流石にそれは......」と思いますが、未来はわからないので、とりまガチホしておきましょう。
AIによる価格予想の未来もわりと明るいですね!
ビットコインの将来価格が1億円になるための起爆剤5つ
ビットコインの価格上昇には、下記が必要です。
- その①:仮想通貨&ビットコイン市場の拡大
- その②:半減期による希少性の増加
- その③:ビットコインETFの承認
- その④:ビットコインNFTの普及
- その⑤:ビットコインの実用化
ビットコインが1億円になるまでには、とにかく時間がかかります。
投資価値としての側面ではなく、実生活にまで浸透する必要があります。
その①:仮想通貨&ビットコイン市場の拡大
世界の仮想通貨市場は、2022年の冬の時代から2024年にかけて大きく飛躍しました。
2024年〜2032年における年間平均成長率(CAGR)は「10.2%」と予想され、2032年には約2.5倍の「5,552.8兆ドル」に達すると予測されています。
とりわけ、仮想通貨市場の51%を占める「ビットコイン」の時価総額は、約213兆円以上。すでに「銀(シルバー)」を抜き、世界8番目に価値ある資産になりました。
世界No.1の資産「金(ゴールド)」の時価総額は、約2,250兆円。金を抜くためには、現在価格から10倍以上の伸び代が必要。つまり、1BTC =「1億円」の未来です。
とりわけ、アルトコインはビットコイン建で取引されることも多いため、アルトコイン市場が盛り上がることでビットコインの時価総額にも影響します。
仮想通貨市場全体が盛り上がれば、ビットコインの価格も上昇するでしょう。
その②:半減期による希少性の増加
ビットコインは4年に1度の「半減期」を経て、新規発行枚数が調節されることで希少価値が上がり、価格が高騰する傾向にあります。
具体的には、半減期「前」は期待感から価格が上昇しやすく、半減期「後」は利確による一時下落、その後はゆるやかな上昇→急上昇といったイメージです。
とはいえ、2024年以降の半減期は以前のそれとは全く異なる様相を呈す可能性があります。
今まではマイニング報酬がわりに合ってましたが、報酬が半減されることで、小規模マイニング業社が撤退を余儀なくされるからです。
詳しくは割愛しますが、ビットコイン供給量が減るなら、1ビットコインあたりの価格が上昇しなければ、マイナーのモチベがなくなってします。こーいったことも含め、半減期のたびにビットコインの価値上昇が期待されています。
その③:ビットコインETFの承認
ビットコインETF(上場投資信託)が承認されることで、機関投資家や個人投資家マネーが流入しやすくなり、仮想通貨市場全体が盛り上がります。
- カナダ:2022年2月、世界初ビットコインETF(現物)が承認
- アメリカ:2024年1月、ビットコインETF(現物)が承認
そのほか「ブラジル」「ドバイ」「オーストラリア」「バミューダ」でビットコインETFを取引できます。
とりわけ、2024年1月、アメリカでビットコイン現物ETFがSEC(米国証券取引委員会)に承認された影響が大きく、ビットコインが1,000万円を突破した起爆剤になりました。
日本でもビットコインETFの承認が期待されてます!
その④:ビットコインNFTの普及
ビットコインNFTとは、ビットコインブロックチェーン上で構築できる「NFT(非代替性トークン)」です。
NFT
NFT(Non-Fungible Token)とは、非代替性トークンを意味し「世界に一つだけのデジタル資産」です。イーサリアムブロックチェーン上で構築され、アート、音楽、ファッション、ゲーム、土地、証明書など、さまざまなモノがNFT化されています。
NFTの画像データがビットコインブロックチェーン上に保存され、ビットコインがなくならない限り、いつでもその存在を確認できます。
また、ビットコインNFTといえば「Ordinals(オーディナルズ)」が有名です。また「BRC-20トークン」も注目されており、たとえば「SATS」「RATS」「MUBI」などのミームコインも要注目かと。
今後、ビットコインに付随したNFTやBRC-20トークンが普及すれば、ビットコインの価格上昇を大いに期待できます。
その⑤:ビットコインの実用化
ビットコインは、投資だけでなく「決済」「送金」「通貨」としての機能もあります。
- 決済:「ビックカメラ」「メルカリ」「メガネスーパー」などでビットコイン決済を導入
- 送金:災害時における「寄付金」としても、ビットコインや仮想通貨が活用されている
- 通貨:エルサルバドルや中央アフリカ共和国では「法定通貨」として認められた
現段階では、お世辞にも便利というワケではないですが、ビットコイン決済の導入や国際送金は増えつつあります。
ますます実用化が進めば、ユーザー数や流動性が増えるため、ビットコインの価格は上昇しやすくなりますね。
>> 関連:【9選】ビットコインの使い道はない?投資以外でも役立つ実用的な使い方【電子ゴミからの卒業】
ビットコインの価格が乱高下する要素5つ
ビットコインの展望は明るめですが、短期間での乱高下はよくあります。1日で「数十万〜数百万円」ほど動くこともあるため、下記の要因には注意しましょう。
- その①:仮想通貨の規制強化
- その②:国際・金融情勢
- その③:著名人の発言
- その④:仮想通貨取引所のハッキング
- その⑤:仮想通貨取引所の経営破綻
タイミングをミスるとチャンスを逃したり、大きく損を被る可能性もあります。
常に金融情勢をウォッチし、不測なビックイベントに備えることが大切です。
その①:仮想通貨の規制強化
先進国でビットコインや仮想通貨の規制が強まると、仮想通貨市場全体が暴落する可能性があります。
- 2017年中国:ビットコインの取引規制→約30%の時価総額が下落
- 2022年ロシア:仮想通貨の利用とマイニングの禁止が提案→約7%の時価総額が下落
アメリカ、インド、中国、日本、ドイツなど、先進国のクリプト規制は、常に情報収集しておきましょう。
また、アルトコインを引き金に、連鎖的にビットコインが暴落する可能性もあります。たとえば、2022年の「テラショック」によって、ビットコインの価格も大きく下落しました。
その②:国際・金融情勢
ビットコインは、国際情勢や金融情勢の影響を受けやすいです。
- パンデミック
- 国際的有事
- 金利の変動
上記のようなリスクに直面すると、ビットコインや仮想通貨市場は下落相場に向かいやすくなります。
政治や経済の不確実性が増すと、投資家はリスク回避しやすくなり、金(ゴールド)などの安定資産に投資する傾向があります。これを「リスクオフ」と呼びます。
投資家マネーが仮想通貨から安定資産へと移行するため、仮想通貨全体が下落しやすくなります。仮想通貨市場だけでなく、世界情勢をウォッチすることが大切です。
その③:著名人の発言
著名人の発言には、要注目です。ビットコインや注目されるアルトコインについて言及されると、相場が大きく動きます。
たとえば、テスラ社CEO「イーロン・マスク」氏が、テスラ社の決済手段に「ドージコイン(DOGE)」を採用することを示唆すると、ドージコインの価格は約10%ほど急騰しました。
Tesla merch buyable with Dogecoin
— Elon Musk (@elonmusk) January 14, 2022
また、著名人や大企業がビットコインを購入したり売却したことが報じられると、それに触発されて価格が大きく動きます。
ビットコインをたくさん保有してる「マイクロストラテジー社」「テスラ社」には、日頃からアンテナを張り巡らせておきましょう。
その④:仮想通貨取引所のハッキング
仮想通貨取引所は、常にハッカーの標的です。過去の有名なハッキング事件ですが、相当な額の顧客資産がハッキングにより流出しています。
- FTX:経営破綻直後に、4億ドル相当のETH(イーサリアム)がハッキング
- マウントゴックス:サーバーがハッキングされ、470億円相当のBTC(ビットコイン)が流出
- バイナンス:ブリッジがハッキングされ、830億円相当のBNBトークンが流出
- コインチェック:マルウェア感染にて、580億円相当のNEM(ネム)が流出
ハッキング被害は減少してるものの、ハッキング被害を受けるとその通貨は下落します。
その⑤:仮想通貨取引所の経営破綻
仮想通貨取引所が経営破綻すると、クリプト業界に激震が走ります。
過去にもっとも衝撃的だったのは、2022年11月に起きた「FTX」の経営破綻です。
事件の詳細は割愛しますが、ビットコイン価格は230万円ほどまで下落。FTXのトークンFTTの価値も奈落の底に。
FTX破綻は、当時世界でもっとも有名な取引所であったため、大事件として歴史に刻まれました。国内取引所も例外ではなく、取引所の破綻リスクを念頭に入れておきましょう。
2024年7月には、2014年に破産した「マウントゴックス社」によるBTC/BCHの弁済が10年越しに始まりました。債権者の売却により、ビットコイン価格は急落し、アルトコインも軒並み下落しました。
Tips:FTX創業者
ちなみに、創業者「サム・バンクマン・フリード」は、史上最悪の金融詐欺事件として「禁固25年」を言い渡され「110億ドル(約1兆6,600億円)の資産を没収されました。
ビットコインが1億円になる将来までに備えるべきこと5つ
ビットコインの将来性に期待するだけでなく、実際に手を動かして行動することが大切です。
- その①:ビットコインを購入する
- その②:ウォレットを分散させる
- その③:常に最新情報をウォッチしておく
- その④:長期保有(ガチホ)する
- その⑤:投資資金をプールしておく
ビットコインを始めるなら「今」ですよ!
その①:ビットコインを購入する
ビットコインは長期的に価格上昇する見込みが高いため、今のうちに購入しておきましょう。
ビットコインを購入するには「仮想通貨取引所」を開設する必要があります。世の中にはたくさんの取引所がありますが、金融庁に登録済みの取引所をおすすめします。
僕は「コインチェック」をメインに使っており、初心者から上級者まで人気です。
詳しくは【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】をご覧いただき、ビットコインを購入してみてください。
その②:ウォレットを分散させる
購入した仮想通貨は「ウォレット」で管理します。取引所を開設すれば、自動で個別通貨ごとのウォレットが作成され、そこに保管するカタチになります。
- ホットウォレット:インターネット接続された状態で保管するウォレット←取引所、ソフトウェア、アプリなど
- コールドウォレット:インターネット接続されてない状態で保管するウォレット←ハードウェアウォレット、ペーパーウォレットなど
主な違いは、ウォレットがインターネットに接続されてるか否かですね。
とはいえ、取引所はハッキングや倒産の可能性があり、預けている資産を引き出せなくなるリスクもあります。そこで、取引所から隔離して資産を自己管理する対策も必要です。
特にビットコインは、長期保有を前提に「ガチホ」がおすすめでして、短期売買は不向き。たとえば「ハードウェアウォレット」で保管すれば、ハッキングや倒産リスクから資産を守ることができます。
詳しいウォレットの概念については【比較】ビットコインのおすすめウォレット9選【作り方や安全な保管方法も解説】をどうぞ。
その③:常に最新情報をウォッチしておく
ビットコインを取り巻く仮想通貨市場の変化は激しいため、常にクリプト関連の情報をウォッチしておくことも大切です。
- 毎日クリプトメディアを読む
- ビットコインの価格帯や変動をおさえる
- 付随するアルトコインもリサーチする
- 要人の発言
- 金融情勢の動向
たとえば上記のとおりですが、ビットコインの値動きを知ることで、アルトコインの理解も深まります。
特にビットコインは急落する傾向にあります。なぜ下落したのか、そこをおさえるだけでも、損切りや買い増しのチャンスをつかめますよ。
詳しいビットコインの学習方法については【コスパ最強】無料で学べるビットコインの勉強方法おすすめ7選【まずは独学せよ】をどうぞ。
その④:長期保有(ガチホ)する
ビットコインの投資スタイルは「ガチホ」を推奨します。
ガチホ
ガチホとは「ガチでホールドする」という意味でして、購入した通貨が一時的な含み損を抱えたとしても売却せず、ほったらかしで保有することを意味します。
ビットコインの過去の相場を大局的に見ると、ガチホするだけで大きな利益を狙えることがわかります。
極論、10年後の1BTC =「1億円」を仮定すると、一時的な含み損で損切りするのは、少々もったいないかと。もちろん、仕切り直せばOKですが。
とはいえ、投資は「損切り」が大切です。しかし、ビットコインの場合、半減期による希少効果も働き、長期で回復する見込みが高いため「ほったらかし投資」が最強です。
ビットコインの価格予想でも示したとおり、長期的に価格は上昇する見込み。セットで【ガチホ】ビットコインのほったらかし投資で儲ける方法【長期保有のメリット・デメリット】をお読みください。
その⑤:投資資金をプールしておく
毎月の無駄な支出を見直し、投資金を捻出してみましょう。
ビットコインは、よく急落します。そのため、次の底値で「買い増し」できると、より大きく資産を増やせるチャンスです。
毎月1万円を投資できれば「年間12万円→24万円...36万円...120万円」になるかもしれません。
買ったタイミングの相場と量で決まりますが、価格の安い時に大量に仕込めれば、価格が跳ね上がった時に収穫も大漁です。
積立投資もおすすめ
自分で買い増しできない方は「積立投資」という方法もおすすめです。取引所が一定のスパンで決まった額を買い付けしてくれます。
たとえば「毎月1万円をビットコインに積立投資する」というイメージです。
ビットコインは長期で伸びるため、一時的に含み損を抱えても、価格が伸びた時に大きな利益を出すことができます。
ビットコインの「将来価格1億円」に関するよくある質問5つ
ビットコインが1億円になる将来に期待しよう
本記事では、ビットコインの将来価格が「1億円」になる未来について解説しました。
著名な専門家やAIの価格予想によっても、ビットコインの価格上昇は妥当ライン。2030年までには「1億円」が射程圏内とする予想が多く見受けられました。
もちろん、ビットコインの価格は金融情勢によっても左右されるため、堅調に伸びるワケではありません。大規模ハッキング事件や取引所の経営破綻、仮想通貨の規制強化により、伸び悩むかもしれません。
しかし大切なのは、短期で見据えるのではなく、大局的に俯瞰することです。
この先、価格が上がるか下がるなんて誰にもわかりませんが「伸びる銘柄に投資すること」こそ、投資の本質です。じゃあ「ビットコインは伸びやすいよね」というのが結論です。
結果論では「あの時、買ってればな」といえますが、その"あの時" こそ「今」だったりします。ビットコインが1億円になってからでは後悔するので「いつやるの、今でしょ」ですね。
この記事を読み終えたら、今すぐ行動してください。絶好のチャンスは滅多に来ないため、タイミングよく波乗りするにはウォーミングアップを終えてる必要があります。
必ず【初心者】ビットコインの始め方ロードマップ【含み益7桁の僕がわかりやすく解説】をご覧いただき、あなたの未来を、人生を変えてください。検討を祈っています。
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【初心者】ビットコインの始め方ロードマップ【含み益7桁の僕がわかりやすく解説】
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