本記事のもくじ
ごきげんよう、ミヤビです。
BTCの含み益は「7桁」です。
ビットコインがオワコンと勘違いしてませんか?
本記事では、仮想通貨の王道「ビットコイン(BTC)」がオワコンではない本質的な理由を解説します。
この記事を読むと、一般的にビットコインや仮想通貨がオワコンと言われる理由、今後の政治・金融情勢的にクリプト市場が下克上する理由をサクッと理解できます。
たしかに、現状のビットコインや仮想通貨に対する信頼性は、株や法定通貨に比べて薄いかもしれません。しかし、多くの投資家からの資金流入が増えており、ビットコインの価格は上昇し続けています。
世間のオワコン論に流されれば、チャンスを失うことは簡単です。2024年はビットコインを仕込む大チャンスなので、機会損失したくない方は必見ですよ。
ビットコインがオワコンと言われる理由5つ
ビットコインがオワコンと言われることもあるため、まずはその理由を解説しますね。
短期的なオワコン論に流されると、大きく稼げるチャンスを失う可能性もありますよ。
理由①:使い道がない
ビットコインの使い道は「投資」一択です。
そのほか「決済」「寄付」などの使い道もありますが、ぶっちゃけ普及していません。
詳しくは【9選】ビットコインの使い道はない?投資以外でも役立つ実用的な使い方【電子ゴミからの卒業】をどうぞ。
理由②:バブル崩壊
ビットコインのバブルが崩壊するたびに「オワコン」と言われますね。
たとえば2024年8月初旬、突如ビットコインが大暴落しました。
原因は「円キャリートレードの巻き戻し」と言われており、日銀の介入や政治家の圧力、植田総裁のタカ派転換(利上げ発言)や米国リセッション懸念などにより、急速に円高株安が進んだことが引き金です。
円キャリートレード
機関投資家は「低金利(ほぼゼロ)な日本円を借りて高金利な通貨(ドル)を買う」という円キャリートレードにて、キャピタルゲイン+利ざやで荒稼ぎしてました。だから超円安(1ドル160円)が進み、日経平均も4万円を突破したワケです。このポジションが解消されると、円を返済する必要があるため、円高になります。
8月2日(金)に発表された米国雇用統計がちょっとだけ悪かっただけで、あのザマ。ぶっちゃけ「騒ぎすぎ」でして、日本株も仮想通貨も巻き添えを喰らっただけです。
案の定「オワコン」と言われましたが、原因は「パニック売り」です。その証拠に、日経平均の歴代下落幅1位を記録した翌日、歴代1位の上昇幅を記録しました笑
信用取引やレバレッジ取引、握力の弱い投資家は一掃されました!
理由③:安全な資産ではない
有事のビットコインになり得るかといえば、ぶっちゃけ「No」かもしれません。
なぜなら、結局のところ米ドルが下落すればビットコインも下落する運命だからです。
上記でも解説したとおり「低金利な通貨(円)を借りて、高金利な通貨(ドル)を購入する」ことがポイントです。
円キャリートレードが健在する以上、ビットコインが安全な資産になることはないかと。リスクオフ(リスク回避)が働くと、ビットコインは下落する傾向にあります。
理由④:税金が高い【日本】
日本では、仮想通貨の税金が高すぎることもオワコンと言われる原因の一つです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5%(97,500円) | 0円 |
195万円〜330万円 | 10%(135,000円) | 97,500円 |
330万円〜695万円 | 20%(730,000円) | 427,500円 |
695万円〜900万円 | 23%(471,500円) | 636,000円 |
900万円〜1,800万円 | 33%(2,970,000円) | 1,536,000円 |
1,800万円〜4,000万円 | 40%(8,800,000円) | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45%(27,000,000円) | 4,796,000円 |
所得に応じて、税率は「5〜45%」かかりまして、さらに住民税(10%)と復興税(2.1%)が発生します。
株やFXでは「一律20%」で済みます。こーいった現状を受け、日本ブロックチェーン協会(JBA)は「暗号資産に関する税制改正要望書」を政府に提出しています。
ぶっちゃけ期待はできませんが、税率が安くなったXデーに備えつつ「ガチホ」が最強だと思います。利確しなければ「非課税」ですので。
理由⑤:取引所のハッキング
仮想通貨取引所は、しばしハッキングされます。
- マウントゴックス:480億円相当のBTCが流出
- DMM ビットコイン:470億円相当のBTCが流出
取引所がハッキングされると、リスクオフが働き市場が下落します。
ハッキング被害は、債務者に弁済されることが一般的です。マウントゴックスは2014年に破綻しましたが、10年の時を経て、10倍以上の価格で弁済されました。
ビットコインがオワコンではない本質的な理由3つ
ビットコインはオワコンどころか、大躍進を遂げる可能性を秘めています。
- 理由①:政府や企業が大量に購入・保有
- 理由②:価格は上昇し続けている
- 理由③:ビットコイン半減期
一過性の下落はよくありまして、それは「調整」とみなされます。
下で買い待ちしてる人に買わせないほどの上昇が待ち受けてますよ。
理由①:政府や企業が大量に購入・保有
単にビットコインが個人投資家での盛り上がりではなく、政府や企業が大量購入し保有している点が重要です。
なぜ彼らはビットコインに投資してるのか?それは「ビットコインは伸びる」と確信してるからでして、そうでなければ巨額なマネーをベットするハズがありません。
このように経済大国アメリカを筆頭に、政府や大企業が戦略的にビットコインの将来性に投資しています。単に個人の"感想"ではなく、政府が働きかけています。
トランプ氏が大統領に返り咲いた場合、ビットコインを政府の戦略的準備資金に充てると公言しています。
日本では「メタプラネット」がビットコインを戦略的な事業資金として大量購入しています。
理由②:価格は上昇し続けている
バブル崩壊後でさえ、ビットコインは最高値を更新し続けています。
2〜3年周期でバブルが訪れ、バブル崩壊後も最高値を更新する勢いは止まりません。
ビットコインに注目する個人や企業がますます増えることが想定されるため、価格上昇が予想されています。具体的には【保証】ビットコインの将来価格は1億円?専門家・AI予想を考察【2030年には射程圏内】をご覧ください。
理由③:ビットコイン半減期
ビットコインには「半減期」という仕組みがありまして、将来的に大きな価格上昇を期待されています。
半減期
ビットコイン半減期とは、4年に一度、マイニング報酬(BTC)が半分になるイベントのこと。市場に流通する新規ビットコインが減ることで、インフレを抑制し、希少性を高める役割があります。
ビットコインの総発行枚数は「2,100万枚」と定められており、2009年の半減期から今日まで、およそ9割以上のビットコインが市場に流通しています。
つまり、残り1割ほどが長い年月をかけて市場に供給され、半減期ごとにビットコインの希少性が高まり価格上昇する...というロジックです。
半減期については【次はいつ?】ビットコイン半減期のカウントダウン【一覧&価格予想】をご覧ください。最重要イベントですので、必ずウォッチしておきましょう。
総発行枚数は2,100万枚なため、有限な資産です!
ビットコインの価格が伸びるタイミング5選
ビットコインの将来性が大きいとはいえ、どーいったタイミングで買えばいいかわかりませんよね......そんな方は、下記のタイミングを意識してみてください。
- その①:ビットコインETFの承認
- その②:仮想通貨の税制緩和
- その⑤:売材料の消失
常日頃からクリプトニュースだけでなく、社会・経済情勢もウォッチしておきましょう。
その①:ビットコインETFの承認
ビットコインETFが承認されると、機関投資家らが参入することで、仮想通貨市場全体の価格上昇につながることが期待されています。
ETF
ETF(上場投資信託)とは、証券取引所に上場している投資信託です。
ETF上場の審査は厳しいですが、承認されれば、仮想通貨が「金融商品」として認められたことを意味します。
2024年現在、アメリカを筆頭に世界中でビットコインETFの承認が活発化しています。ビットコインETF以外にも、イーサリアムやソラナETFの承認がみられます。
ビットコインETFの歴史 | |
---|---|
2024年1月 | 米国SECによってビットコイン現物ETFが承認 |
2024年4月 | 香港取引所でビットコイン現物ETFの取引開始 |
2024年7月 | SBIがビットコイン現物ETFの運用準備を開始 |
日本でもビットコインETFの承認を期待されてますが、金融庁は慎重です!
その②:仮想通貨の税制緩和
特に日本の仮想通貨に対する税制は厳しく、税金が高いことが発展を妨げる要因になっております。
- 申告分離課税・損失繰越控除の導入
- 暗号資産同士の交換時における課税の撤廃
- 暗号資産を寄附した際の税制の整備
世界では仮想通貨の税率が「0%」の国も少なくなく、日本は最大55%とクソゲー。
2024年現在、日本ブロックチェーン財団などにより政府へ税制改正の要望書が提出されています。
こーいった動きを受け、将来的に仮想通貨の税制緩和が期待されており、株やFXと同様「一律20%」になれば、ますます仮想通貨市場は盛り上がるでしょう。
反対に、仮想通貨への規制が強まると市場は下落します。過去には、中国やロシアでの法規制が報じられると、ビットコイン価格は数%ほど下落しました。
その③:売材料の消失
基本的に「相場にとって悪い材料(売材料)があると上昇は抑えられる」と思ってください。
裏を返すと「売材料が解消されれば、伸び代は大きい」ことを意味します。
2024年の大暴落は「①〜④」に起因し、最大の焦点は「⑤:大統領選」です。
どちらが勝利しても仮想通貨市場にとってはプラスに働きそうですが、トランプ勝利の方が伸び代は大きいと思います。ので、個人的にはトランプ氏に勝ってもらいたいです。
2番底の懸念もありますが、この夏に仕込むのがチャンスであることは間違いありません。
売材料を把握するためにも、常に最新情報を!
ビットコインで儲けるための絶妙な投資タイミング3選
上記と重なる点もありますが、ビットコイン投資のタイミングについても解説しておきます。
- その①:世界情勢が不安な時
- その②:カップウィズハンドル
- その③:買いたいと思った瞬間
とはいえ、投資では買った後に下がることがよくあります。
しかし、ビットコインは長期積立投資でOKでして、株でいう「オールカントリー」「S&P500」といった定番なインデックス投資となんら手法は変わりないですね。
その①:世界情勢が不安な時
世界情勢に緊張が走り、ビットコイン価格が暴落した時は大チャンスです。
- 2020年:コロナショック
- 2022年:暗号資産の「冬の時代」
- 2024年:円キャリートレードの巻き戻し
つまり「バーゲンセール」でして、お得に買える瞬間が年に1回ほど訪れます。
不謹慎ですが「南海トラフ」や「第三次世界大戦」が起きたらたぶん大暴落するので、市場的にチャンスともいえます。
その②:カップウィズハンドル
稼げるチャート形状の代表格として「カップウィズハンドル」が挙げられます。
コーヒーカップの形に似ているから「カップウィズハンドル」と呼ばれます。
まず最初に大きな価格上昇を形成後、大きく下落して週足レベルで停滞します。上昇するも一旦は下落し、高値を超えると急騰する傾向にある有名なチャートパターンです。
週足レベルの大きなカップとハンドル部分の下落(調整)を形成すれば、大きなチャンスです。必ずしも高値ブレイクで昇竜拳とは限りませんが、この形状を知ってる投資家は仕込んでくるハズです。
その③:買いたいと思った瞬間
ビットコインのような将来性の大きい投資商品は、常に「今がチャンス」だったりします。
- オールカントリー:常に今が買い時→ほったらかし
- S&P500:常に今が買い時→ほったらかし
2024年8月の「植田ショック」にて、上記インデック投資を損切りしてしまった新NISA勢も多いらしいですね。
そもそもが分散&積立投資でして、10〜30年という長期投資が前提にも関わらず、目先の下落に絶望するのはナンセンスだったりします。
話はビットコインに戻りますが、ビットコインも長期積立でして「下落→買い」「上昇→買い」で良いのです。
つまり「買いたいな〜」と思ったら「買い」でして、たとえ買った翌日に暴落したにせよ、積み立ればよく、ドルコスト平均法にて「実質ノーダメ」だったりします。
この理論がわからない人は、ぶっちゃけ投資に向いてないと思います。思考停止でビットコインは「ほったらかし投資」ですよ。
レバレッジ取引してる人は例外です!
ビットコイン初心者におすすめな投資戦略5ステップ
補足的に、ビットコイン投資のやり方や具体的な戦略について解説しておきます。
- 手順①:コインチェックを口座開設する
- 手順②:日本円を入金する
- 手順③:ビットコインを現物購入する
- 手順④:積立投資にも挑戦する
- 手順⑤:ガチホする
投資と聞くと「むずかしそう...」「損したら嫌だ...」とネガティブになりやすいですが、多少のリスクを背負ってでも行動したもん勝ちです。
将来的に「FIRE」を達成したいならば、ビットコイン投資は富裕層への分岐点ですよ。
手順①:コインチェックを口座開設する
ビットコインを購入するには「仮想通貨取引所」を開設しなければなりません。
もっともおすすめは「コインチェック」でして、手数料無料でビットコインを購入できます。
今なら口座開設〜暗号資産の購入でビットコインがもらえます。
詳しくは【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】から始めてみてください。
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【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】
続きを見る
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【紹介】コインチェック口座開設キャンペーン【最大1,500円相当ビットコイン】
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手順②:日本円を入金する
ビットコインを購入するには、取引所の口座に日本円を入金する必要があります。
- 方法①:銀行振込
- 方法②:コンビニ入金
- 方法③:クイック入金
もっともおすすめは「銀行振込」でして、入金手数料が無料です。
僕は「住信SBIネット銀行」から振り込みしており、使い勝手が非常に良いため、ぜひセットで開設しておくと良いでしょう。
詳しくは【簡単】コインチェックのおすすめな入金方法は「銀行振込」です【住信SBIネット銀行なら手数料無料】をご覧ください。
手順③:ビットコインを現物購入する
無事に日本円を入金できたら、ビットコインを購入していきましょう。
- 購入①:販売所(取引所とユーザーで売買する方法)
- 購入②:取引所(ユーザー同士で売買する方法)
販売所で購入すると、手数料を多くとられてしまうので注意してください。
詳しくは【簡単】コインチェックで始めるビットコインの買い方【〇〇すると大損します】をどうぞ。コインチェックはレバレッジ取引できないため、もっとも安全に投資できます。
手順④:積立投資にも挑戦してみる
ビットコインは「長期・積立投資」がおすすめです。
- 毎日積み立てる
- 毎月積み立てる
- 毎年積み立てる
積立スタイルは人それぞれですが、僕は暴落時に積み立てるよう計画しています。
積立投資では「ドルコスト平均法」にて、購入単価が平準化し、一括購入より低リスクで投資できます。
自分で積み立てるのが面倒な方は、取引所が「積立プラン」をご用意しています。詳しくは【初心者】Coincheckつみたてのやり方やメリット・デメリットを解説【老後資産2,000万円の作り方】をどうぞ。
手順⑤:ガチホする
ビットコインは「ガチホ(ほったらかし)」がもっとも勝率が高いですよ。
- 2030年には「1億円」との専門家の予想が濃厚
- 発行枚数が2,100万枚と限定的で希少価値がある
- 米国が戦略的準備資金としてビットコインを採用
- ビットコインは金(ゴールド)の時価総額を超えると予想
- ビットコインはAI(人工知能)の基軸通貨になり得る
とりわけ、アメリカ政府や大企業がビットコイン市場に参入している事実から、ビットコインの将来性は確実視されつつあります。
経済大国であるアメリカは今後も成長し続ける可能性が高いです。大企業や機関投資家、個人投資家らへの資金流入も加速するものと思われます。
つまり、ビットコインが単なる「投機」ではなく「投資」であり、長期で化ける可能性が高いです。このビッグウェーブに乗っかれば「勝ち組」ですね。
詳しくは【ガチホ】ビットコインのほったらかし投資で儲ける方法【長期保有のメリット・デメリット】もご覧ください。
ビットコインのオワコン論でよくある質問7つ
ビットコインはオワコンではないと断言します
本記事では、ビットコインがオワコンではない理由を解説しました。
一時的な価格の下落はあるものの、ビットコインの将来性はあまりにも大きいですし、その可能性や魅力に気づく人が増えてくるのは明白です。
仮想通貨市場の認知拡大、税制緩和、中央集権型から分散型社会に移行すれば、仮想通貨市場への資金流入も増えますし、ビットコイン価格は右肩上がりでしょう。
ビットコインというブロックチェーンを実装した画期的なデジタル通貨は、お金のあり方をガラリと変える起爆剤になります。
ビットコインがオワコンなんて断じてあり得ません。今のうちに先行投資しておかないと、将来的にきっと後悔しますよ。