本記事のもくじ
ごきげんよう、ミヤビです。
BTCの含み益は「7桁」です。
仮想通貨を取引口座に眠らせてるだけでは、もったいないですよ。
本記事では、国内最大級な仮想通貨取引所「コインチェック」でレンディング(貸出)できる「貸暗号資産サービス」のやり方について解説します。
この記事を読むと、高年利で資産運用できる具体的な方法5ステップ、なかなか承認されない時の対処法や承認されるコツを理解できます。
コインチェックでは「最大年利5%」で、保有する仮想通貨を資産運用できます。仮想通貨を運用できる取引所は少ないため、ぜひコインチェックはおすすめです。
とはいえ「なかなか承認されない......遅すぎ......」というのが現実でして、裏を返すと、それだけ人気という証拠でもありますけどね。
ほったらかしでも資産を増やすことができるため、積極的に活用していきましょう!
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)とは?
コインチェックでは、保有する仮想通貨を貸し出すことで年利に応じた利用料を受けとれる「貸暗号資産サービス」が魅力的です。
- その①:レンディングの仕組み
- その②:貸出できる仮想通貨
- その③:貸出期間と年利
チャート分析や投資スキルは必要ありません。銀行の利息と同じでして、専用口座に資産を預けるだけ。ほったらかしでも仮想通貨が増えていくので、初心者にもおすすめです。
まずは、レンディングの仕組みと「貸暗号資産サービス」の概要について解説しますね。
「貸暗号資産サービス」とは、お客様の保有する暗号資産について、お客様と当社が消費貸借契約を締結することによって、一定期間当社がお預かりし、契約期間満了後にお預かりした暗号資産と同量・同等の暗号資産をお返しするとともに、一定の料率で計算した利用料をその暗号資産でお支払いするというサービスです。引用元:Coincheck|貸暗号資産サービス
その①:レンディングの仕組み
レンディングの仕組みは、ザックリと下記のとおりです。
- その①:仮想通貨を貸したい投資家
- その②:仮想通貨を借りたいユーザー
- その③:両者を仲介する仮想通貨取引所
まず、ユーザーと仮想通貨取引は「消費貸借契約」を結びまして、ユーザーが保有する仮想通貨を仮想通貨取引所へ一定期間、貸し出します。契約満了に伴い、仮想通貨取引所は借りた仮想通貨をユーザーへ返却し、貸出期間に応じた利用料を支払います。
まさにこれが、レンディングで稼ぐ仕組みです。
利用料は日本円ではなく、ユーザーが貸し出した「仮想通貨」で支払われます。
最近は、直接ユーザー間でもレンディングできる「DeFi」という仕組みもあります。とはいえ「持ち逃げ」などの詐欺も多く、コインチェックなどの信頼ある仮想通貨取引所でレンディングするのが一般的です。
レンディングを活用すれば、仮想通貨を預けているだけで資金を増やせます。とはいえ、仮想通貨の価値が下がればその限りではありませんが、ほったらかしでも稼げる手段として、人気が高まっています。
その②:貸出できる仮想通貨
コインチェックでは、FLR(フレア)を除く30種類の仮想通貨をレンディングできます。
それぞれの仮想通貨によって、レンディングできる期間が異なります。人気通貨ほど、貸出期間が短い傾向にあります。一部、貸出できない通貨もございます。
詳しくは公式サイトでご確認ください!
その③:貸出期間と年利
コインチェックの貸出利用料は、その期間に応じて決まります。
- 14日間:年率1%
- 30日間:年率2%
- 90日間:年率3%
- 180日間:年率4%
- 365日間:年率5%
たとえば、1BTCを30日レンディングすると、「1BTC × 0.02 ÷ 365日 × 30日 =「0.0016438356BTC」を稼げますね。
1BTCの貸出で「月1万円」の不労所得。
控えめにいって、やばいですね。
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)が承認されない理由
結論「貸入上限に達している」からでして、つまり「順番待ち」です。
貸出を募集している暗号資産ごと、借入期間ごとに、当社の借入総額には上限があります。そのため、貸出申請いただいた暗号資産・期間において、当社の借入上限に達している場合、お客様に貸出申請をいただいても、貸出の承認をお待ちいただいております。貸出は、対象の暗号資産・期間について、当社の借入可能枠に空きができ次第、承認されます。引用元:貸出申請をしていますが、いつ承認されますか
2024年4月現在でも、順番待ちが多いです。(通貨や貸出期間によりけり)
上記のとおりでして、レンディング枠には上限があり、枠が埋まっている場合は「順番待ち」となっております。
こちら側では操作できないため、空きが出るまでひたすら待つしかありません。
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)のメリット3つ
コインチェック貸暗号資産サービスのメリットを解説しますね。
取引口座に資産を預けているだけでは、さすがにもったいないですね。
銀行の「金利」と似たサービスを無料で活用できるので、眠っている仮想通貨を有効活用しましょう。
メリット①:高年利で運用できる
コインチェックのレンディングは高年利でして、コスパ良く資産運用できます。未だ超低金利の続く日本では、銀行に預金しててもお金はまったく増えません。
コインチェックのレンディングを活用すれば、年利「1%〜5%」の高金利で仮想通貨を運用できます。
これは、100万円分の仮想通貨を運用した場合、年間最大5万円相当の利息を受けとれることを意味します。
仮想通貨は、その資産価値が何十倍〜何千倍にも膨れ上がる可能性を秘めてるため、資産を効率よく増やせます。
仮想通貨取引所に預けてても利息はもらえません。レンディングを活用すれば、貸出による利用料をもらえます。どの道「長期保有」なら、レンディングの方がお得ですよ。
メリット②:少額から始められる
コインチェックでは「最低1万円」相当の仮想通貨からレンディングできます。
ビットコインなら「0.001BTC」ほどを保有してれば、サービスを利用できますね。
当たり前ですが、少額で始めても利息は期待できませんよ。大きな資産を預けるからかそ、旨味 =「利息」も大きくなります。
どれくらいの資産をレンディングするかは、ご自身のポートフォリオに合わせてご判断ください。
メリット③:ほったらかしできる
レンディングには、難しいチャート分析は必要ありません。
レンディング =「ほったらかし」ですが、貸出期間中は資産を移動できなくなります。
貸出期間中に価格変動するリスクこそありますが、長期スタイルの方にはあまり関係ありませんね。
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)のデメリット3つ
続いて、コインチェック貸暗号資産サービスのデメリットを解説しますね。
上記デメリットの理解は、安全に資産を管理する上でとても大切です。
「高金利」とは聞こえ良いかもですが、しっかりとリスク管理しないと、逆に資産を失う可能性もあるため気をつけてください。
デメリット①:途中解約できない
レンディング運用中は、途中解約できません。
- 価格が暴落したとき
- 取引所が倒産したとき
こーいったリスクに直面して売却したくても、期間満了まで待たなければなりません。
貸出期間を1年に設定した場合、その間は貸出通貨がロックされます。通貨の価値が"ゼロ円"になったとしても、途中で売却できないため、資産が目減りする可能性があります。
長期 or 短期で貸し出すかは、その通貨の信頼性や将来性を判断してください。たとえば、ビットコインの将来性は高いから、長期貸出でも問題なさそうだな......という感じです。
デメリット②:借入枠の上限
コインチェック貸暗号資産サービスでは、借入枠に上限があります。
詳細は非公開ですが、借入枠が上限に達している場合、順番待ちになります。
そのため、必ずしも全員が今すぐレンディングできるワケではありません。
現状、コインチェック貸暗号資産サービスは混雑しており、人気通貨ほどレンディングの承認が遅い傾向にあります。
短期間で申請すると通りやすいですよ!
デメリット③:課税対象
仮想通貨のレンディングで得た利益にも「税金」がかかる場合があります。
仮想通貨に対する税金は「雑所得」に区分されまして、1年間の所得が20万円を超えた場合は確定申告が必要です。
雑所得は「超累進課税」でして、年間所得に応じて「5%〜45%」の税率が課されます。その他、所得に対して「住民税10%」「復興税2.1%」がかかります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5%(97,500円) | 0円 |
195万円〜330万円 | 10%(135,000円) | 97,500円 |
330万円〜695万円 | 20%(730,000円) | 427,500円 |
695万円〜900万円 | 23%(471,500円) | 636,000円 |
900万円〜1,800万円 | 33%(2,970,000円) | 1,536,000円 |
1,800万円〜4,000万円 | 40%(8,800,000円) | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45%(27,000,000円) | 4,796,000円 |
税金シュミレーション
たとえば、1BTC =「1,000万円」のときに1BTCを1年間レンディングすると、約0.05BTC(約50万円)を稼げます。年間総所得が50万円なら「5%」の税率が適用され、所得控除はありません。よって、所得税5%(25,000円)、住民税10%(50,000円)、復興税2.1%(10,500円)ですね。(合計85,500円)
ちなみに「森林環境税」が2024年(令和6年度)から導入されまして、国内に住所のある個人に対し、一人あたり年額1,000円が課税されます。
増税!増税!増税!
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)のやり方【ステップ5】
コインチェック貸暗号資産サービスのやり方を5ステップで解説します。
- 手順①:コインチェックを口座開設する
- 手順②:仮想通貨を購入する
- 手順③:貸暗号資産アカウントを作成する
- 手順④:貸暗号資産アカウントに通貨を移動する
- 手順⑤:貸し出しを申請する
わかりやすい「Webブラウザ」で解説します!
手順①:コインチェックを口座開設する
Coincheck(コインチェック) | |
---|---|
取扱通貨 | 全30種類(2024年7月現在) |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 0〜1,018円 |
出金手数料 | 407円 |
送金手数料 | コインチェックユーザー間は無料 |
最低取引金額 | 500円 |
レバレッジ取引 | 2020年3月サービス終了 |
ウォレット | ホットウォレット&コールドウォレット |
登録番号 | 関東財務局長第00014号 |
レンディングサービスを活用するには「コインチェック」を口座開設する必要があります。
コインチェックは国内最大級な仮想通貨取引所です。ビットコインやアルトコインの取扱通貨も豊富でして、アプリダウンロード数はNo.1。
僕もずっと愛用してますので、ぜひおすすめです。詳しくは【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】をご覧いただき、今すぐ口座開設してください。
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【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】
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手順②:仮想通貨を購入する
貸し出すための仮想通貨を購入しましょう。
おすすめは、下記のとおりです。
- おすすめ①:ビットコイン(BTC)←時価総額No.1の王道コイン
- おすすめ②:イーサリアム(ETH)←時価総額No.2のアルトコイン
- おすすめ③:リップル(XRP)←送金性に注目されているアルトコイン
コインチェックでは「30種類(2024年現在)」の仮想通貨を取り扱っています。
コインチェックで仮想通貨を購入する方法は【簡単】コインチェックで始めるビットコインの買い方【〇〇すると大損します】を参考にしてください。
手順③:貸暗号資産アカウントを作成する
まずは「貸暗号資産サービス」にアクセスします。
少しわかりずらいですが、コインチェック公式サイト >「フッターメニュー」>「貸暗号資産サービス」をクリックします。
アカウントを作成するため「貸暗号資産サービスに登録する」をクリックします。
スクロールすると、BTCレンディングをシミレーションできます。
貸暗号資産サービスを利用するために、利用規約を熟読しつつ、チェック同意します。「貸暗号資産サービスに登録する」をクリックしてください。
貸暗号資産アカウントの作成は完了です!
手順④:貸暗号資産アカウントに通貨を移動する
続いては、取引アカウントにある仮想通貨を「貸暗号資産アカウント」の口座に移動する作業になります。移動する際の手数料はかかりません。
まずは画面左メニュー より「コインを送る」をクリックします。
続いて「振替はこちら」をクリックします。
移動したい仮想通貨と量を入力し「残高を移動する」をクリックします。
振替が完了すると、取引アカウントの仮想通貨残高が減っています。資産が移動されただけなので、心配しなくてOKです。
手順⑤:貸し出しを申請する
続いて、貸し出したい仮想通貨を申請する作業です。
画面左メニューより「コインを貸す」をクリックします。
次に、貸し出したい仮想通貨を選択します。今回のケースでは「BTC(ビットコイン)」を貸出申請してみましょう。
- 貸出通貨:30種類に対応
- 貸出期間:貸出期間が短いほど承認が早い
- 貸出量:保有する仮想通貨のうち、どれだけ貸出するか
また「返却時に再度貸出申請を行う」にチェックすれば、連続で貸出申請できます。
上記を入力したら「BTCを貸出申請する」をクリックしましょう。
注意ポイント
貸出申請には時間がかかる可能性があります。マイナー通貨や貸出期間を短く申請すると承認されやすくなりますが、その分、貸出ユーザーも増えやすくなるので、正直ドッコイドッコイですね。いずれにせよ、順番待ちになると思うので気長に待ちましょう。
晴れてレンディングが承認されると、下記のように貸出状況に反映されます。
僕はビットコインの貸出に2ヶ月もかかりました!
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)が承認されるコツ3つ
なかなか承認されない場合は、下記の3つのコツを実践してください。
- コツ①:年率を下げて申請する
- コツ②:マイナーな仮想通貨を申請する
- コツ③:気長に待つのみ
コツ①:年率を下げて申請する
特に、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの人気なコインは、貸出期間と年率を下げて申請しましょう。
- 14日間:年率1%←回転率は「2倍」
- 30日間:年率2%←回転率は「1倍」
とはいえ「貸出期間を短くすれば承認されやすいんだ〜」と知ったユーザーが増えるほど、そこに行列ができます。
いずれにせよ、どの期間で申請しても承認にはある程度の時間はかかると思います。
コツ②:マイナーな仮想通貨を申請する
流石にビットコインやイーサリアムは人気すぎるので、みんながあまり持っていない仮想通貨をレンディングすると承認も早いと思います。
- リップル(XRP)
- アバランチ(AVAX)
- ポルカドット(DOT)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- シバイヌ(SHIB)
上記はマイナーではありませんが、将来性あるアルトコインの代表格です。
どうせ保有しててもキャピタルゲインしか狙わないと思うので、少しでもレンディングで資産を増やす努力をした方が賢明ですね。
コツ③:気長に待つのみ
ぶっちゃけ、申請が承認されるまで「気長に待つ」しかありません。
1週間待っても承認されない......と悩みガチですが、別のことに集中しましょう。
既読・未読スルーに返信を期待しても無駄。ほったらかしが最善策です。そーすれば「あれ?追ってこないな......」と、相手は気になる可能性があります。無理して追えば「しつこいゾ」と余計に嫌われます。
話は戻りますが、数週間・数ヶ月も放置してれば、いずれ承認されます。どうせ取引所に預けてても、売却しなければ変わりないですので。
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)の注意点3つ
コインチェックの貸暗号資産サービスを利用する際の注意点を解説します。
- 注意点①:最大年利で運用できる通貨が少ない
- 注意点②:急激な価格変動
- 注意点③:取引所の経営破綻
上記を理解した上で、資産運用しましょう。
注意点①:最大年利で運用できる通貨が少ない
コインチェック貸暗号資産サービスは「最大5%」という高年利で資産を運用できる点が魅力的です。
しかし実際は、年利5%で貸出できる通貨は少なく、セールストークとなっています。
コインチェックの貸出期間と年利(2024年現在) | |
---|---|
14日間:年利1% | XEM を除く30種類 |
30日間:年利2% | XEM、PLT を除く29種類 |
90日間:年利3% | BTC、ETH、XRP、XEM、IOST、PLT、XYM を除く24種類 |
180日間:年利4% | LSK、LTC、QTUM、BAT、SAND、DOT の6種類 |
365日間:年利5% | QTUM、DOT の2種類 |
年利5%運用なら「ポルカドット(DOT)」がおすすめです。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETC)などの人気通貨は、30日間(年利2%)までしか受け付けてません。
注意点②:急激な価格変動
ボラティリティの高い仮想通貨も多く、急激な価格変動のリスクがあります。
- 貸付時:1BTC =「1,000万円」
- 返却時:1BTC =「900万円」
たとえ短期にせよ、価格の乱高下で資産が目減りする可能性はあります。
貸付時と返却時での価格落差に注意してください。
注意点③:取引所の経営破綻
コインチェックの貸暗号資産サービスを利用するには「無担保の消費貸借契約」に同意する必要があります。
つまり、貸出期間中に取引所が経営破綻すると、貸し出した仮想通貨が返還されないリスクを負うことを意味します。
コインチェックが経営破綻するケースは想定しにくいですが、100%あり得ないとは断言できません。
2022年11月には、世界最大手の仮想通貨取引所「FTX」が経営破綻しました。杜撰な経営体制がリークされたり、ハッキングされたりすれば、なきにしもあらずです。
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)でよくある質問3つ
コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)を活用してみよう
本記事では、コインチェック貸暗号資産サービス(レンディング)のやり方について解説しました。
仮想通貨を口座に眠らせているだけではもったいない。日本は「0〜0.1%」と超低金利です。しかし、コインチェックなら「1〜5%」で仮想通貨を資産運用できます。
コインチェックのレンディングは人気なので、貸出期間と年利を低くして申請することをおすすめします。承認が遅い場合は、借入枠が空くまでひたすら「待つ」しかありません。
まずは「14日間 年率1%」で申請しつつ、承認まで何日かかるかを体感しておくと良いでしょう。年率1%でも5回レンディングできれば、年率5%ですからね。
というわけで、今回は以上です。僕もコインチェックのレンディングを活用しているので、ほったらかしで資産をニョキニョキ増やしていきましょう!
まぁ、稼いでも「税金」ですけどね〜