本記事のもくじ
ごきげんよう、ミヤビです。
BTCの含み益は「7桁」です。
ビットコインなどの仮想通貨を厳重に守りたいなら「ウォレット」と呼ばれる保管方法がおすすめです。
しかし、世の中にはたくさんの仮想通貨ウォレットがあり「一体どれがビットコインに最適なウォレット?」と悩んでいる方も多いと思われます。
そこで本記事では、ビットコインの保管に最適なウォレットを9つ紹介します。さまざまなタイプの保管方法があるため、ウォレットの仕組みや種類を理解することが大切です。
この記事を読むと、ウォレットの基礎、ウォレットの作り方や失敗しない選び方、保管時の注意点などをマルっと理解できます。
せっかく投資したクリプト資産をハッキングや取引所倒産などのリスクから守るためにも、ウォレットの基礎理解は必要不可欠。
ぜひ最後までご覧いただき、クリプトインベスターとして生き残る"術"を身につけましょう!
ビットコインウォレットおすすめ9選
ウォレット | Coincheck | bitFlyer | Binance JAPAN | MEXC | Gate.io | Bybit | Ledger Nano | TREZOR | bitaddress.org |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | オンライン (国内取引所) |
オンライン (国内取引所) |
オンライン (国内取引所) |
オンライン (海外取引所) |
オンライン (海外取引所) |
オンライン (海外取引所) |
ハードウェア | ハードウェア | ペーパー |
価格 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 有料 | 有料 | 無料 |
セキュリティ | 中 | 中 | 中 | 中 | 中 | 中 | 高 | 高 | 高 |
利便性 | 高 | 高 | 高 | 高 | 高 | 高 | 低 | 低 | 低 |
ビットコイン対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
アルトコイン対応 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | △ | × |
おすすめ | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 |
ビットコインのウォレットとは?
ビットコインをはじめとした仮想通貨には「ウォレット」と呼ばれる保管方法があります。
ウォレット
ウォレットとは、仮想通貨を安全に保管・管理する「財布(Wallet)」のような役割を果たします。
たとえるなら、自分のお金を「銀行」に預けたり、SDカードにお金のデータを移して保管するイメージです。
ビットコインや仮想通貨は「デジタルマネー」です。法定通貨の貨幣とは異なり「実態」として存在するワケではなく「ウォレット」に保管しておく必要があります。
ウォレットの仕組み
もう少し深掘りすると、仮想通貨ウォレットは、2つの「鍵」で厳重管理されています。
- 公開鍵:仮想通貨を受け取るときに必要な鍵
- 秘密鍵:仮想通貨を送金するときに必要な鍵
公開鍵と秘密鍵はペアになっており、公開鍵 =「あなたの住所」なら、秘密鍵 =「その家の"カギ"」にあたります。
たぶん「公開鍵(住所)を公開したら危なくない?」と思うかもですが、結論、問題ありません。なぜなら、住所を知られても、その家の"カギ"がなければ侵入できないからです。(ぶっ壊せば入れるよね......という屁理屈はお控えください)
あなたの仮想通貨にアクセスするには、公開鍵と秘密鍵が必要です。公開鍵から秘密鍵の推測はむずかしく、あなただけの持つ「秘密鍵」を知られない限り、ハッキングは不可能です。
通常、取引所がユーザーの「秘密鍵」を安全に保管しています。そして、個別に保有する仮想通貨ごとに「公開鍵」が割り当てられ、そのアドレスに誰でも送金できます。つまり、秘密鍵を知られない限り、第三者があなたの仮想通貨ウォレットにアクセスすることはできません。
TIPS
またウォレットは、仮想通貨を安全に管理できるだけでなく「署名」の機能もあります。
たとえば「Web3.0サービス」を利用する際は「署名」が求められます。具体的には、サービスとウォレット(MetaMaskなど)を接続することで、ユーザーが本人であることを証明できます。
一連の取引プロセスにおいて、不正・改ざんがないことを技術的に担保できます。こーいったWeb3.0サービスでは「ID/パスワード」といった概念が存在せず、個人情報漏洩のリスクもありません。
ビットコインのウォレットの種類
ウォレットは、下記の2つに大別されます。
ザックリとした違いは、インターネットに接続されているか否かです。
ホットウォレットは利便性が高い反面、ネット接続されてるため、ハッキングや情報漏洩のリスクがあります。ご自身の利用目的に合わせて選びましょう。
ホットウォレットとコールドウォレットの違い
ウォレット | ネット接続 | 種類 | 特徴 |
---|---|---|---|
ホットウォレット | オンライン環境 | オンラインウォレット | 取引所で保管するウォレット |
モバイルウォレット | アプリをインストールして保管するウォレット | ||
デスクトップウォレット | PCアプリをインストールして保管するウォレット | ||
コールドウォレット | オフライン環境 | ハードウェアウォレット | ハードウェアデバイスに保管するウォレット |
ペーパーウォレット | 紙の印刷データに保管するウォレット |
種類①:ホットウォレット
オンラインで仮想通貨を保管する「ホットウォレット」には、3種類の保管方法があります。
- その①:オンラインウォレット
- その②:モバイルウォレット
- その③:デスクトップウォレット
手軽さで選ぶなら「ホットウォレット」がおすすめです。
インターネットにつながっているため、入出金や購入がスムーズで簡単です。
その①:オンラインウォレット
オンラインウォレットとは、仮想通貨を「取引所」が用意した専用口座で保管する方法です。
つまり、口座 =「ウォレット」とお考えください。
取引所が扱う仮想通貨ごとに専用のアドレスが設けられています。これが「公開鍵」でして、このアドレスに誰でも送金できます。
取引所 | 専用アドレス(口座) |
---|---|
取引所A | ビットコイン(BTC)専用のアドレス |
イーサリアム(ETH)の専用アドレス | |
リップル(XRP)の専用アドレス | |
取引所B | ビットコイン(BTC)専用のアドレス |
イーサリアム(ETH)の専用アドレス | |
リップル(XRP)の専用アドレス |
とはいえ、取引所に仮想通貨を保管する場合、取引所のハッキングや倒産リスクもあります。万が一にも、資産を引きせなくなる可能性もあるデメリットを念頭に入れてください。
仮想通貨取引所を複数開設することで、資産を分散管理できます!
その②:モバイルウォレット
モバイルウォレットとは、スマホやタブレット端末「アプリ」にて使用するウォレットです。
スマホなどの持ち運び可能なデバイスで管理できるため、小回りが効き、実店舗での支払いもカンタンです。
たとえば、ビットコイン払い可能な店舗にて「QRコード決済」できます。
ただし、インターネット環境に接続されてるため、セキュリティには注意です。仮想通貨取引所の専用アプリがあるため、使い所は限られます。
その③:デスクトップウォレット
デスクトップウォレットとは、ソフトウェアで仮想通貨を管理するウォレットです。
ウォレット専用のソフトウェアをインストールし、仮想通貨をパソコン内でローカル管理します。
こちらも仮想通貨取引所の専用口座があるため、使い所は限られます。また、インターネット接続されてるため、ハッキングのリスクは拭えません。
種類②:コールドウォレット
一方、オフラインで仮想通貨を保管する「コールドウォレット」には、2種類の保管方法があります。
- その①:ハードウェアウォレット
- その②:ペーパーウォレット
資産を安全に管理したいならば、ホットウォレットより「コールドウォレット」ですよ。
その①:ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットとは、仮想通貨を専用USBなどの「物理デバイス」で安全に保管するウォレットです。
インターネットに接続されてないため、ハッキングのリスクがありません。
たとえ、デバイスが故障・紛失しても「秘密鍵」でバックアップできるため、万が一の場合でも安全性はかなり高めです。
とはいえ、秘密鍵を失念した場合、復元できなくなるのでそこだけ注意してください。購入時、秘密鍵をメモり、絶対なくさないようバックアップもとっておきましょう。
その②:ペーパーウォレット
ペーパーウォレットは、仮想通貨の公開鍵と秘密鍵を「紙」に印刷して使うウォレットです。情報が「紙」にあるため、インターネットから隔絶してアナログ保管できます。
とはいえ、経年劣化や紛失の可能性もあり、セキュリティが高いとは言い切れません。
秘密鍵を自分で管理するため、紛失したら「ジ・エンド」です。仮想通貨の送受信にも手間がかかるため、中上級者向けの保管方法になります。
ビットコインをウォレット保管するメリット3つ
アルトコインはウォレットに対応してなかったりする場合もあるため、ここからは仮想通貨の王道「ビットコイン」を例に解説していきます。
- メリット①:ハッキングリスクを分散できる
- メリット②:取引所倒産から資産を守れる
- メリット③:リスク管理が身に付く
リスクを分散する観点からも、複数のウォレットを持っておく価値は大きいですよ。
メリット①:ハッキングリスクを分散できる
仮想通貨ウォレット =「取引所」がメインでして、初心者でも管理しやすいものの、ハッカーの標的になりやすいです。
過去に仮想通貨取引所がハッキングされた事例はいくつもあります。預けてる資産が流出してしまうケースもあり、最悪、資産が返ってこない可能性も想定できます。
取引所のセキュリティレベルは向上しつつありますが、時代と共に、ハッカー集団もレベルUPしてます。
セキュリティに好評な取引所でも100%安全とは言えないため、ウォレットを分散させることが大切です。
注意ポイント
ビットコイン自体がハッキングされた事例はありません。仮想通貨に組み込まれている「ブロックチェーン」は技術的に破れないからです。
メリット②:取引所の倒産から資産を守れる
取引所自体が倒産する可能性もあります。
最近の事例ですと、世界最大手な仮想通貨取引所「FTX」が、2022年11月に経営破綻しました。
幸い僕に影響はありませんでしたが「FTXジャパン」で取引してたユーザーは、相当な被害があったハズ。いくら有名とて、裏ではズサンな経営体制かもしれません。
一つの取引所しか開設してなく、全資産をその取引所で管理する......これはあまりにも無防備です。
取引所に預けてる資産をいつでも引き出せるよう、取引所関連のニュースを常にウォッチしておくこと。怪しい気配を察知したら、事前に売却するなり、ウォレット移動させるなり、事前対策は可能です。
メリット③:リスク管理が身に付く
投資では「勝ちたい」欲も強いと思いますが、大切なのは「いかに負けないか」ですよ。
- なるべく「手数料」の安い取引所を利用する
- なぜなら、取引所や通貨によっては「手数料負け」するから
たとえば、取引所には「販売所」「取引所」という2種類の売買方式があります。しかし、販売所で売買すると、手数料(スプレッド)をゴッソリとられてしまいます。
こーいった知識を知らない初心者は、無駄にお金をジャブジャブ吸いとられてます。本来そのお金を投資に回せるのに、無知が故に、買った瞬間負けてる構図が生まれてたりします。
特にビットコインは手数料も大きくなる傾向にあるため、手数料を抑えるという「引き算思考」もリスク管理として大切ですよ。
ビットコインをウォレット保管するデメリット3つ
続いて、ビットコインのウォレット管理のデメリットを解説します。
ウォレットの種類によっては、デメリットが発生します。
リスク分散の点で重要ですが、しっかり管理できないと逆に資産を失う可能性もあるため、取扱注意です。
デメリット①:初期費用がかかる
基本的にウォレットは無料ですが、一部、有料ウォレットもあります。
たとえば「ハードウェアウォレット」ですが、1万円以上の費用が必要です。
ウォレット費用を捻出するのがむずかしい方は、投資で稼いだ金を再投資していくと良いかと思います。
50万円分のビットコインを購入して資産が2倍に増えたら、その利益の一部をウォレットに回すイメージです。
デメリット②:管理の手間がかかる
取引所以外のウォレットで管理する場合、しっかり自己管理できないと資産を失う可能性があります。
- アプリの管理
- PINコード、秘密鍵の厳正管理
- デバイスの紛失
- デバイスの経年劣化
- ウォレットのハッキング
取引所で管理する場合はそこまで神経質になる必要はありませんが、リスク意識は忘れないでください。
自分のパソコンやアプリで管理する場合は、絶対にハッキングを死守すること。フリーWi-Fiでウォレットに接続しないなど、資産管理に神経質になってください。
デメリット③:換金がめんどくさい
独自ウォレットに保管してる仮想通貨を日本円に換金したい場合、一度、取引所に送金する必要があるため少しめんどくさいです。
万が一にも送金ミスがあると、資金が消失するかもしれません。
また、ウォレットに管理していることさえ忘れて放置している場合もありえます。運が良ければ「棚からぼた餅」ですが、しっかり自己管理できてないと、全てが「無」に帰します。
ビットコインにおすすめなウォレット9選
それでは、仮想通貨の王道「ビットコイン」におすすめなウォレットを9つ紹介しますね。
- その①:オンラインウォレットおすすめ6選
- その②:ハードウェアウォレットおすすめ2選
- その③:ペーパーウォレットおすすめ1選
いろいろな種類とユースケースがありますので「分散」してみてください。
ビットコインウォレットおすすめ9選
ウォレット | Coincheck | bitFlyer | Binance JAPAN | MEXC | Gate.io | Bybit | Ledger Nano | TREZOR | bitaddress.org |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | オンライン (国内取引所) |
オンライン (国内取引所) |
オンライン (国内取引所) |
オンライン (海外取引所) |
オンライン (海外取引所) |
オンライン (海外取引所) |
ハードウェア | ハードウェア | ペーパー |
価格 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 有料 | 有料 | 無料 |
セキュリティ | 中 | 中 | 中 | 中 | 中 | 中 | 高 | 高 | 高 |
利便性 | 高 | 高 | 高 | 高 | 高 | 高 | 低 | 低 | 低 |
ビットコイン対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
アルトコイン対応 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | △ | × |
おすすめ | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 | 【】 |
その①:オンラインウォレットおすすめ6選
ウォレット =「仮想通貨取引所」という認識を持ちましょう。
国内外のおすすめな仮想通貨取引所は、上記のとおり。
海外取引所の注意ポイント
海外取引所で仮想通貨を買うには「①:国内取引所で仮想通貨を購入→②:海外取引所に送金→③:基軸通貨「USTD」に売却」のステップで購入することが一般的です。クレカ決済も可能ですが、手数料は高いですよ。
僕はすべて開設済み!
国内①:Coincheck(コインチェック)
コインチェックは「オンラインウォレット」です。仮想通貨の売買、送金、管理をオンラインでスピーディーに行えます。
僕も長年愛用しており、取引画面や操作性が抜群なため、初心者に大変おすすめです。
また、一定額以上の仮想通貨については、インターネットから隔絶された「コールドウォレット」で管理され、不正アクセスから貴重な資産を守ることができます。
Coincheck(コインチェック) | |
---|---|
取扱通貨 | 全30種類(2024年7月現在) |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 0〜1,018円 |
出金手数料 | 407円 |
送金手数料 | コインチェックユーザー間は無料 |
レバレッジ取引 | 2020年3月サービス終了 |
ウォレット | ホットウォレット&コールドウォレットで管理 |
登録番号 | 関東財務局長第00013号 |
取り扱い通貨は、国内最大級の30種類。独自サービスも豊富でして、保有する通貨を貸し出して年利を得られる「レンディング」も人気です。
国内②:bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットフライヤーは「オンラインウォレット」です。複数の署名が必要な「マルチ・シグネチャー」という仕組みを採用しており、強力なセキュリティが確立されています。
僕も長年愛用しており、コインチェックにはない通貨の購入やビットコインが貯まるクレカを愛用してます。
保有する必要最小限の資産のみを「ホットウォレット」で管理し、残りの大半はインターネットから切り離された「コールドウォレット」で強固に管理されています。
bitFlyer(ビットフライヤー) | |
---|---|
取扱通貨 | 全33種類(2024年6月現在) |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 0〜330円 |
出金手数料 | 220円〜770円 |
送金手数料 | 銘柄ごとに異なる |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
ウォレット | ホットウォレット&コールドウォレット |
登録番号 | 関東財務局長第00003号 |
イーサリアム(ETH)の現物取引ができたり「アルトコイン」や「ミームコイン」も豊富。ビットフライヤー経由でビットコインが貯まるサービスもお得です。
ぜひ「分散」という観点から開設しておきましょう。
国内③:Binance JAPAN(バイナンスジャパン)
バイナンスジャパンは「オンラインウォレット」です。利便性、安全性、実用性を兼ね備えた「バイナンスWeb3ウォレット」により、従来よりセキュリティが強化されています。
世界最大級の海外取引所「Binance(バイナンス)」は、2023年8月1日より「バイナンスジャパン」として日本国内で正式にリリースされました。
元々は海外の人気取引所でしたが、日本ユーザー向けの取引所として開設されました。安心の日本語対応、日本円での入出金も可能です。
Binance JAPAN(バイナンスジャパン) | |
---|---|
取扱通貨 | 全50種類(2024年3月現在) |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 0.1%(BNB払いで0.075%) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 150円 |
送金手数料 | 銘柄ごとに異なる |
レバレッジ取引 | - |
ウォレット | バイナンスWeb3ウォレット |
登録番号 | 関東財務局長第00003号 |
コインチェックやbitFlyerでは扱ってない通貨も取り揃えていますし、取引手数料も安いです。サブとして開設しておきましょう。
2024年現在、バイナンスジャパンへの招待プログラムは制限されております。新規口座開設は、下記の公式サイトよりご登録くださいませ。
海外①:MEXC(エムイーエックスシー)
シンガポールに拠点を置くMEXCは「オンラインウォレット」です。
世界屈指の取扱銘柄を誇り、日本ユーザーにも超人気な海外取引所になります。
複数の秘密鍵で管理する「マルチシグネチャー」を採用しており、2段階認証、メール・SMS認証、フィッシング対策コードなど、さまざまな角度から資産を安全に管理するセキュリティ対策が万全です。
MEXC(エムイーエックスシー) | |
---|---|
取扱通貨 | 約1,700種類以上(2024年3月現在) |
取引手数料(現物) | Maker:0.1%|Taker:0.1% |
取引手数料(先物) | Maker:0%|Taker:0.02% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 銘柄ごとに異なる |
送金手数料 | 銘柄ごとに異なる |
レバレッジ取引 | 最大200倍 |
ウォレット | ホットウォレット&コールドウォレット |
登録番号 | 関東財務局長第00031号 |
MEXCでは日本に未上場な「アルトコイン」や「ミームコイン」を豊富に取り揃えています。つまり「先行者利益」を狙えます。
大きなレバレッジをかけられる点も魅力ですが、日本みたいに「追証」がありません。そのため「ローリスク・ハイリターン」を狙えます。
MEXCの購入方法
残念ながら、日本円での入出金・取引はできません。ここが海外取引所のデメリットでもありまして、クレカ購入は日本円対応ですが、手数料が高いためおすすめしません。
- 手順①:国内取引所で仮想通貨を購入する(送金手数料の安い「XRP」「XLM」がおすすめ)
- 手順②:国内取引所からMEXCに仮想通貨を送金する(送金手数料やトラベルルールに注意)
- 手順③:送金した通貨をUSDT(テザー)に売却する(日本の税制上、仮想通貨の交換にも税金がかかる)
上記にて、MEXCで仮想通貨を購入できます。
MEXCは国内仮想通貨取引所との相性も良いです。手数料も安く、取扱通貨も豊富なため、ぜひ口座開設をおすすめします。
海外②:Gate.io(ゲート)
中国発祥、ケイマン諸島に拠点を置くGateは「オンラインウォレット」です。
ちょっと怪しいかもですが、実は日本でも人気話題な海外取引所ですよ。
セキュリティが強固な「マルチシグネチャー」を採用しており、複数の秘密鍵でウォレット管理しています。また、ユーザーの預かり資金の大半をインターネットから隔絶された「コールドウォレット」で管理してるため、ハッキングにも強いです。
Gate.io(ゲート) | |
---|---|
取扱通貨 | 約1,700種類(2024年3月現在) |
取引手数料(現物) | Maker:0.2%|Taker:0.2% (VIPランク・GT保有数に応じて変動) |
取引手数料(先物) | Maker:0.015%|Taker:0.05% (VIPランク・GT保有数に応じて変動) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 銘柄ごとに異なる |
送金手数料 | 銘柄ごとに異なる |
レバレッジ取引 | 最大125倍 |
ウォレット | ホットウォレット&コールドウォレット |
Gateでは日本に未上場な「アルトコイン」や「ミームコイン」を豊富に取り揃えています。つまり「先行者利益」を狙えます。
大きなレバレッジをかけられる点も魅力ですが、日本みたいに「追証」がありません。そのため「ローリスク・ハイリターン」を狙えます。
Gateの購入方法
残念ながら、日本円での入出金・取引はできません。ここが海外取引所のデメリットでもありまして、クレカ購入は日本円対応ですが、手数料が高いためおすすめしません。
- 手順①:国内取引所で仮想通貨を購入する(送金手数料の安い「XRP」「XLM」がおすすめ)
- 手順②:国内取引所からGateに仮想通貨を送金する(送金手数料やトラベルルールに注意)
- 手順③:送金した通貨をUSDT(テザー)に売却する(日本の税制上、仮想通貨の交換にも税金がかかる)
上記にて、Gateで仮想通貨を購入できます。
ただし、コインチェックなどからGateに送金する場合、マネーロンダリングの観点から送金手続きがあります。確認に3日ほどかかるため、お急ぎの方は「MEXC」がおすすめです。
海外③:Bybit(バイビット)
ドバイに拠点を置くBybitは「オンラインウォレット」です。
インフルエンサーの与沢さんもおすすめする海外取引所として有名です。
他の取引所と同様、高いセキュリティが構築されています。ドバイの金融ライセンスを取得しており、法的にも安全な取引所ですね。
Bybit(バイビット) | |
---|---|
取扱通貨 | 約300種類以上(2024年3月現在) |
取引手数料(現物) | Maker:0.1%|Taker:0.1% (VIPランクに応じて変動) |
取引手数料(無期限・先物) | Maker:0.02%|Taker:0.0550% (VIPランクに応じて変動) |
取引手数料(オプション) | Maker:0.02%|Taker:0.02% (VIPランクに応じて変動) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 銘柄ごとに異なる |
送金手数料 | 銘柄ごとに異なる |
レバレッジ取引 | 最大100倍 |
ウォレット | ホットウォレット&コールドウォレット |
日本だけでなく世界でも流動性の高い仮想通貨取引所のため、スリッページを最小限に抑えられます。
また、クレジットカードによる日本円の入金にも対応しており、スムーズに海外の仮想通貨取引を始めることができます。
その②:ハードウェアウォレットおすすめ2選
ビットコインを長期資産としてガチホするなら「ハードウェアウォレット」がおすすめです。
利便性には欠けますが、インターネットに接続されてないため、セキュリティ対策として最強です。
注意ポイント
本記事で紹介する「正規店」でご購入ください。初期設定は自分で行う必要があります。ハードウェアウォレットは秘密鍵から同期可能でして、アマゾンなどの非正規代理店などで初期設定済みのモノを買ってしまうと、暗号資産を盗まれる可能性があります。
Ledger Nano(レジャーナノ)
Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | |
---|---|---|
価格 | 13,499円 | 25,499円 |
Bluetooth | × | ○ |
接続タイプ | USB-C | USB-C |
デバイス | Windows/Mac/Android | Windows/Mac/Android/iOS |
対応通貨 | 5,500種類以上/NFT | 5,500種類以上/NFT |
カラー | 5種類 | 5種類 |
おすすめ | ||
公式サイト | Ledger Nano S Plusで資産を守る | Ledger Nano Xで資産を守る |
ハードウェアウォレットなら、もっとも人気定番な「Ledger Nano(レジャーナノ)」シリーズをおすすめします。
秘密鍵をオフラインで管理し、ハッキングから資産を守れます。デザイン・機能性も素晴らしいく、一家に1台は必須レベルかと。
値段はちょっと高めですが、大切な暗号資産をハッキングから死守したいなら、ケチってはいけません。投資で稼いだマネーをウォレットに再投資してください。
ビットコインそのものをウォレットで保管するワケではありません。あくまで、ビットコインにアクセスできる「秘密鍵」を管理します。たとえ、ウォレットを紛失しても、秘密鍵さえあれば復元できます。
TREZOR(トレザー)
国内正規店のハードウェアウォレットなら「TREZOR(トレザー)」も有名です。
しかし本音をぶっちゃけると、デザイン・機能性で「レジャーナノ」に惜敗しているので検討レベルかと。
レジャーナノとトレザーを併用することで、資産を分散する人もいます。気になる方は「TREZOR国内正規販売店」をチェックしてください。
その③:ペーパーウォレットおすすめ1選
原始的な方法ですが「紙」にビットコインを保管することもできます。
完全にインターネットから切り離されて保管するため、ハッキング対策としては最強の管理方法。仮想通貨をガチホする人におすすめなウォレットです。
bitaddress.org(ビットアドレス)
bitaddress.orgとは、ビットコインを安全に保管するペーパーウォレットです。インターネットから隔離されてるため、安全にビットコインを保管できます。
超怪しげですが、オープンソースで開発されてるため安全です。
マウスを動かすことで、ビットコインアドレスが自動作成されます。作成された「公開鍵」と「秘密鍵」は、世界に一つだけのあなただけのウォレットになります。
とはいえ、頻繁にビットコイン取引をする方には不向きです。短期売買の多い方は、オンラインウォレットで保管しましょう。
注意ポイント
生成された「秘密鍵」を第三者に提供してはいけません。ビットコインを盗まれる可能性があります。
ビットコインのウォレットの選び方【ポイント5つ】
ビットコインのウォレットを選ぶ際のポイントを5つ紹介しますね。
- その①:人気定番から選ぶ
- その②:対応してる仮想通貨や規格
- その③:対応デバイスやOS
- その④:日本語対応
- その⑤:セキュリティ力
上記が大切なので、ウォレット選びの参考にしてください。
その①:人気定番から選ぶ
何事においてもですが、まずは「人気定番」からピックアップしましょう。
本記事で紹介したウォレットは、どれも人気定番でして、信頼できるウォレットです。
知名度のない取引所やウォレットは、セキュリティレベルにも期待できません。
その②:対応してる仮想通貨や規格
ビットコイン対応のウォレットがほとんどですが、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)を取り扱う際は注意です。
特定のアルトコインや規格に対応してないウォレットがあります。ウォレットを導入する前に、ウォレット対応通貨を事前に確認しておきましょう。
なお、ビットコインを安全に保管するなら「ハードウェアウォレットでガチホ」がおすすめ。もしくは「ステーキング」を利用して、年利運用するのも良いでしょう。
その③:対応デバイスやOS
ウォレットがどのデバイスやOSに対応しているかも確認しましょう。
- Windows/Mac
- Android/iOS
たとえば、スマホアプリで仮想通貨を始めた方は、パソコンをお持ちでないかもしれません。その場合、ハードウェアウォレットを購入しても、アプリからウォレットに移行できないかもしれません。
中には、どのOSにも対応しているウォレットもありますが、一方のデバイス/OSのみに対応しているウォレットも存在します。
その④:日本語対応
ウォレットは「日本語対応」のものを選びましょう。ビットコインや仮想通貨は世界中で取引されており、基本は「英語ベース」で作られてるからです。
本記事で紹介したウォレットは、安心の日本語対応です。
英語のできる方は問題ないかもですが、仮想通貨は専門用語も多く、なるべく日本語で利用したいところ。 また「サポート」も日本語だと、スムーズに問い合わせできて安心かと。
その⑤:セキュリティ力
ウォレット選びの際は「セキュリティ」の高さも理解しておきましょう。
ウォレット | 種類 | セキュリティ | 利便性 |
---|---|---|---|
ホットウォレット | オンラインウォレット | ○ | ◎ |
モバイルウォレット | ○ | ◎ | |
デスクトップウォレット | ○ | ○ | |
コールドウォレット | ハードウェアウォレット | ◎ | ▲ |
ペーパーウォレット | ◎ | ▲ |
ハードウェアウォレットやペーパーウォレットは、ネット接続されてないため、ホットウォレットよりセキュリティレベルは高め。
しかし、秘密鍵を自己管理する必要があり、利便性や即効性に欠けます。取引所ならハッキングや倒産リスクがあるものの、高度なセキュリティで資産を安全に守ってくれます。
この世に完璧なサービスなど存在しません。リスク分散を前提に、利用目的に合わせた複数のウォレット保管をおすすめします。
ビットコインのウォレットの注意点3つ
軽〜い気持ちでウォレットを扱うと痛い目を見ますよ。
- 注意点①:リカバリーフレーズの紛失
- 注意点②:アドレスミスによる資金消失
- 注意点③:非正規代理店での購入
投資では稼ぎたい欲が先行しガチですが、いかに資産を守るのかも大切ですよ。
まさに「右手に盾を左手に剣を」で、資産を守りつつ、少しずつ増やしていきましょう。
注意点①:リカバリーフレーズの紛失
ウォレットの「リカバリーフレーズ」を厳重保管しておきましょう。
リカバリーフレーズ
リカバリーフレーズとは、ウォレットを復元するための文字列です。万が一ウォレットを紛失したりアクセスできなくなったとしても、リカバリーフレーズから復元できます。
リカバリーフレーズは一度しか発行されないため、忘れたり無くしたりすると、ウォレットを復元できなくなります。
※この記事を書いている先日も、リカバリーフレーズでウォレットを復元しました。「MetaMask」という有名なウォレットですが、ブラウザのバグで開けなかったため、復元しました。
僕はメモ帳に手書きで管理してます!
注意点②:アドレスミスによる資金消失
仮想通貨を誤送金してしまうと、資金を取り戻せないことが多いため注意してください。
- パターン①:取引所からウォレットに通貨を移行する場合
- パターン②:ウォレットから取引所に通貨を移行する場合
取引所で保管する各通貨は、個別にアドレスが設定されてます。このアドレスは「住所」のようなものでして、宛先を間違えると手紙が届かないのと同じ原理です。
送金・受けとりの際は、送金先・受けとり先の正しいアドレス入力が必要です。
誤送金を避けるには「コピペ機能」or「QRコード」を活用すること。アドレスの文字列は長いです。手入力すると、どこかでミスりますよ。
注意点③:非正規代理店での購入
特に「ハードウェアウォレット」を購入する際は、必ず「正規代理店」で買いましょう。
たとえば「Amazon」や「楽天」などのネット通販で買うのは控えるべきです。
マルウェアや不正プログラムが仕込まれている可能性がありまして、ウォレットに接続すると、資産が盗まれるリスクがありますよ。
ビットコインのウォレットでよくある質問7つ
ビットコインはウォレットで厳重管理せよ
本記事では、仮想通貨やビットコイン資産を守るための「ウォレット」について解説しました。
- ウォレットは仮想通貨を安全に保管・管理する「財布」のようなもの
- ウォレットは「ホットウォレット」「コールドウォレット」に大別される
- 手軽さ重視なら「オンラインウォレット(取引所)」がおすすめ
- セキュリティ重視なら「ハードウェアウォレット」がおすすめ
- 第三者に「秘密鍵」の情報を渡すと、資産を盗まれる可能性が高い
仮想通貨取引所を開設することで、セキュリティの高いホットウォレット&コールドウォレットで資産を安全に管理できます。
とはいえ、取引所はインターネット接続されており、常にハッキングの危険に晒されています。万が一にも、取引所が倒産するリスクもあります。
資産管理のキーワードは「分散」です。ぜひ、複数のウォレットで大切な仮想通貨を管理してくださいね。
「卵は一つのカゴに盛るな」ですよ!