本記事のもくじ
ごきげんよう、ミヤビです。
BTCの含み益は「7桁」です。
ビットコインキャッシュの将来性を知りたいですか?
本記事では、ビットコインのハードフォークで誕生した「ビットコインキャッシュ(BCH)」の概要、将来性、価格予想などをマルっと解説します。
この記事を読むと、ビットコインキャッシュとは何か、投資する価値やメリットを理解でき、資産形成のお役に立つことができます。
仮想通貨といえば「ビットコイン」ばかりにフォーカスされガチですが、ビットコインの兄弟とも言える「ビットコインキャッシュ」も見逃せない存在です。
ビットコインよりも購入価格が圧倒的に安いため、資産を2倍→3倍に増やしていきたいなら、あえて「ビットコインキャッシュ」にも投資してみる価値は大きいですよ。
それではビットコインキャッシュの魅力や将来性について探っていきましょう!ビットコインキャッシュを購入するなら「コインチェック」がおすすめです。
ビットコインキャッシュとは?基礎をわかりやすく解説
項目 | 詳細 |
---|---|
通貨名 | ビットコインキャッシュ |
誕生 | 2017年8月1日 |
通貨単位 | BCH/BCC |
価格(2024年6月現在) | 約7万円(1BCH) |
時価総額(2024年6月現在) | 約85億ドル(約1.34兆円) |
ランキング | 第16位 |
発行上限枚数 | 2,100万枚 |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work(PoW) |
現物取引できる主な仮想通貨取引所 | ・コインチェック(紹介を受けたい方はこちら) ・bitFlyer(紹介コード:eg5w30jz) |
公式サイト | bch.info |
ホワイトペーパー | https://bch.info/bitcoin.pdf |
ビットコインキャッシュは、ビットコインのトランザクション処理速度や割高な手数料の問題(スケーラビリティ問題)を解決することを目的として設計されています。
ビットコインキャッシュを理解するには、生みの親「ビットコイン」の基礎を理解する必要があります。詳しくは【初心者】ビットコインの始め方ロードマップ【含み益7桁の僕がわかりやすく解説】をどうぞ。
ビットコインキャッシュの特徴5つ
ビットコインキャッシュは、ビットコインの問題点を解決し、より効率的で使いやすい仮想通貨を目指して設計されています。具体的な特徴は、下記のとおりです。
- 特徴①:ビットコインの分岐で生まれた
- 特徴②:スケーラビリティ問題の解消
- 特徴③:半減期による希少性の担保
- 特徴④:決済通貨として利用されている
- 特徴⑤:マイニング難易度調整システムの導入
それでは、ビットコインキャッシュの基礎理解を深めていきましょう。
特徴①:ビットコインの分岐で生まれた
ビットコインキャッシュは、2017年8月1日、初めてビットコインの「ハードフォーク」にて生まれた仮想通貨です。
ハードフォーク
ハードフォーク(分岐)とは、ブロックチェーンアップデートに伴う仕様変更のことでして、仮想通貨の技術的な仕組みを構成する「ブロックチェーン」が分岐し、新たな仮想通貨が誕生するイベントです。
ビットコインキャッシュ誕生の背景は、ビットコインのトランザクション増加に伴う処理速度の低下や手数料の高騰といった「スケーラビリティ問題」を解決することでした。
特徴②:スケーラビリティ問題の解消
前述のとおり、ビットコインキャッシュはビットコインをより使いやすくする目的があります。
ビットコインの取引ユーザーが増えすぎると「スケーラビリティ問題」が深刻化します。つまり、ビットコインの処理速度が低下し、送金遅延や手数料高騰につながります。
これらの課題に対処するために、ビットコインのブロックサイズを拡張したビットコインキャッシュが誕生しました。ブロックサイズが大きくなると、一度に処理できるトランザクション数が増え、取引時間が短縮されました。
特徴③:半減期による希少性の担保
ビットコインと同様、ビットコインキャッシュにも「半減期」が設定されています。
ビットコインキャッシュ半減期
半減期とは、マイニングによるマイニング報酬と仮想通貨の新規発行量を半減させるイベントのことでして、通貨のインフレーションを抑制する役割があります。
ビットコインキャッシュ半減期は、ビットコインと同様「約4年」ごとに訪れます。
ビットコインキャッシュの発行上限も「2,100万枚」ですので、ゆっくりと新規発行枚数が調整されていき、希少価値が生まれる仕組みです。
その証拠に、ビットコイン&ビットコインキャッシュの価値は、年々上昇し続けています。
>> 参考:【次はいつ?】ビットコイン半減期のカウントダウン【一覧&価格予想】
特徴④:決済通貨として利用されている
ビットコインキャッシュの迅速な処理速度と低コスト化により、決済手段として利用されつつあります。
ビットコインキャッシュは、さまざまなオンラインショップ、カフェやレストラン、家電量販店、美容クリニックなどの実店舗で決済できるだけでなく「寄付」にも利用できます。
ウォレットアプリやQRコード、決済ゲートウェイを活用することで、ユーザーは簡単にビットコインキャッシュ決済を行えます。
特徴⑤:マイニング難易度調整システムの導入
ビットコインキャッシュには、マイニング難易度の自動調整アルゴリズム「DAA(Difficulty Adjustment Algorithm)」が導入されています。
- EDA:急激なハッシュレート変動に対処でき、マイナーが減少した際でもブロック生成速度を維持でき、難易度を迅速に下げられる
- DAA:過去144ブロック(約1日分)のハッシュレートに基づいて難易度を調整でき、ネットワークの安定性が向上し、ブロック生成時間が10分に近づくように調整された
初期の「EDA(Emergency Difficulty Adjustment)」は急激な難易度低下を招き、一時的にブロックが非常に高速で生成される問題が発生しました。また、ハッシュレートの急激な増減により、ネットワークが不安定になることもありました。
しかし、初期の「EDA」から改良された「DAA」への移行にて、ビットコインキャッシュはより安定したブロック生成が実現し、マイナーやユーザーにとって信頼性の高いネットワークが提供されています。
ビットコインキャッシュとビットコインの違い5つ
主に下記のような違いがあります。
違い | ビットコイン | ビットコインキャッシュ |
---|---|---|
ブロックサイズ | 1MB | 32MB |
価格 | 約1,000〜1,100万円 | 約6〜9万円 |
送金手数料 | 割高 | 割安 |
スマートコントラクト | 実装なし(Segwit) | 実装あり |
ビジョン | 価値の保存や投資 | 日常的な取引や決済手段 |
基本的な技術や起源を共有しているものの、スケーラビリティへのアプローチやトランザクションの処理方法、コミュニティのビジョンにおいて大きく異なります。
その①:ブロックサイズ
ビットコインキャッシュは、ビットコインブロック数「1MB」→「32MB」にまで拡大することで、スケーラビリティ問題を解決しています。
ビットコインキャッシュは、ビットコインで採用されている「Segwit(セグウィット)を使用していません。
セグウィットは取引データを圧縮してブロックサイズを増やす技術ですが、ビットコインキャッシュは直接的にブロックサイズを拡大することでスケーラビリティを確保しています。
その②:価格
1通貨あたりの価格帯も大きく異なります。
- BTC:1,000〜1,100万円ほどを推移
- BCH:6〜9万円ほどを推移
100〜200倍の価格差があります。
ちなみに、両者の時価総額ランキング(仮想通貨市場)については、ビットコインが圧倒的1位、ビットコインキャッシュは16位くらいを推移しています。
その③:送金手数料
トランザクションの向上にて、ビットコインより送金手数料を安く抑えられます。
たとえば、国内屈指の人気を誇る仮想通貨取引所「コインチェック」における送金手数料を比較してみましょう。
銘柄 | 送金手数料 | 1通貨あたりの価格 |
---|---|---|
BTC | 0.0005BTC(約5,000円) | 1BTC =「約1,000万円」 |
BCH | 0.001BCH(約60円) | 1BCH =「約60,000円」 |
上記のとおり、送金手数料は「約83倍」です。
BCHの方が、送金に向いています!
その④:スマートコントラクトの実装
ビットコインキャッシュは、ブロックチェーンを利用して契約が自動的に実行される「スマートコントラクト」が実装されており、DApps(分散型アプリ)の開発もできます。
とはいえ、ビットコインキャッシュは基本的なスマートコントラクトでして、その機能はイーサリアムほど高度ではありません。
条件付き取引やタイムロック、トークン発行などの簡単なアプリケーションに適しています。
その⑤:ビジョン
ビットコインとビットコインキャッシュには、明確なビジョン(役割)の違いがあります。
- ビットコイン:デジタルゴールドとしての役割を重視し、価値の保存手段や投資対象として位置付けを目指す
- ビットコインキャッシュ:日常的な取引や決済手段としての役割を重視し、より安価で迅速なトランザクション処理を目指す
簡単に言えば、ビットコイン =「投資」でして、ビットコインキャッシュ =「決済」といった具合です。
とはいえ、ビットコインでもビットコインキャッシュでも、クリプト決済を提供している店舗自体が少ないため、活用の機会がほとんどない点が課題ですね。
2024年現在においても、決済ではなく、投資としての役割が大きいのが現状です。
ビットコインキャッシュの価格推移を歴史からチャート解説
ビットコインキャッシュの価格推移をまとめました。
- BCH価格推移①:2017〜2019年(過去最高40万円を突破し急落)
- BCH価格推移②:2020〜2022年(再び上昇するも1万円台に下落)
- BCH価格推移③:2023〜2024年(相場が落ち着き6〜10万円台を推移)
歴史チャートから価格分析することで、今買うべきかの判断材料になりますね。
BCH価格推移①:2017〜2019年(過去最高40万円を突破し急落)
2017年8月1日に誕生したビットコインキャッシュは、同年12月21日に過去最高価格を記録しました。
リリース当初は4万円ほどを推移していましたが、ビットコインの「スケーラビリティ問題」を解決できる期待性が注目され、同年12月には40万円を突破しました。
その後は利確によるが続き、わずかな上昇があったものの、1〜4万円台まで下落し相場は落ち着きました。
価格の変動幅は10倍!
BCH価格推移②:2020年〜2022年(再び上昇するも1万円台に下落)
その後は、1〜15万円台のレンジ相場が続きます。とりわけ、2022年は仮想通貨の「冬の時代」でした。
- 仮想通貨「テラ(LUNA)」の大暴落
- セルシウスショック
- 世界最大級の取引所「FTX」の経営破綻
ビットコインを筆頭に仮想通貨の価格は大きく下落、ビットコインキャッシュも例外ではありませんでした。再び1万円台に戻り、高値掴みした人は大きな含み損を抱えることに......
仮想通貨の歴史上、2022年は最悪な1年でしたね......
BCH価格推移③:2023年〜2024年(相場が落ち着き6〜10万円台を推移)
仮想通貨の「冬の時代」を越した2023年以降は、緩やかに価格上昇していきました。
とりわけ、ビットコインはたった1年で「300万円→1,100万円」までV字回復し、過去最高価格を更新。ビットコインキャッシュも10万円を超えました。
2023年の1万円台が歴史的に割安であることを知っていれば、資産10倍を達成できましたね。
現在は「ミームコイン」ブームが到来している一方、国内上場の仮想通貨でも、堅実に2倍...3倍...10倍くらいと資産を積み上げることは十分に可能です。
ビットコインと連動してビットコインキャッシュも価格変動する傾向にあるため、ビットコインの将来性に期待すれば、ビットコインキャッシュも価格上昇を狙えるでしょう。
ビットコインキャッシュの価格予想
ビットコインキャッシュの価格予想をまとめました。
- その①:Gate.ioの価格予想
- その②:COINDATA FLOWの価格予想
ビットコインキャッシュの将来的な価格予想を知ることで、今のうちに仕込むべきか否かを分析できます。
その①:Gate.ioの価格予想
年 | 最低価格 | 平均価格 | 最高価格 | 変動率 |
---|---|---|---|---|
2024年 | 86.77ドル | 394.40ドル | 481.17ドル | +0% |
2025年 | 118.20ドル | 437.78ドル | 555.99ドル | +10% |
2026年 | 208.69ドル | 496.88ドル | 705.58ドル | +25% |
2027年 | 192.39ドル | 601.23ドル | 793.62ドル | +52% |
2028年 | 41.85ドル | 697.43ドル | 739.27ドル | +76% |
2029年 | 201.14ドル | 718.35ドル | 919.49ドル | +81% |
2030年 | 180.16ドル | 818.92ドル | 999.08ドル | +107% |
仮想通貨取引所「Gate.io(ゲート)」による、ビットコインキャッシュの価格予想です。
2024年6月現在のBCH価格は「約390ドル」を推移しているため、2倍の「780ドル」は中期目線で射程圏内ですね。
2030年までには2倍以上の資産UPを狙えそうですね。価格予想モデルとしては、わりと妥当な範疇と言えます。
その②:COINDATA FLOWの価格予想
年 | 最低価格 | 最高価格 |
---|---|---|
2024年 | 355.18ドル | 712.39ドル |
2025年 | 638.92ドル | 1916.75ドル |
2026年 | 282.47ドル | 1249.96ドル |
2027年 | 330.61ドル | 738.07ドル |
2028年 | 504.66ドル | 1538.61ドル |
2029年 | 1,330.96ドル | 3,595.66ドル |
2030年 | 529.89ドル | 1,784.59ドル |
仮想通貨の価格や時価総額をまとめた「COINDATA FLOW」による価格予想です。
2024年6月現在のBCH価格は「約390ドル」を推移しているため、2倍の「780ドル」は短期目線で射程圏内ですね。
2030年までには「2〜5倍」の資産UPを狙いそうですね。仕込むなら、今のうちがベストでしょう。
その③:DigitalCoinPrice
年 | 最低価格 | 平均価格 | 最高価格 |
---|---|---|---|
2024年 | 350.59ドル | 801.04ドル | 852.86ドル |
2025年 | 840.99ドル | 981.63ドル | 1,017.38ドル |
2026年 | 1,153.95ドル | 1,394.97ドル | 1,409.73ドル |
2027年 | 1,506.90ドル | 1,760.94ドル | 1,800.42ドル |
2028年 | 1,506.90ドル | 1,760.94ドル | 1,800.42ドル |
2029年 | 1,861.12ドル | 2,060.45ドル | 2,148.19ドル |
2030年 | 2,646.60ドル | 2,874.28ドル | 2,925.93ドル |
DigitalCoinPrice(デジタルコインプライス)によると、大胆なBCH価格予想が公表されています。
2024年6月現在のBCH価格は「約390ドル」を推移しているため、2倍の「780ドル」は年内に射程圏内ですね。
どの価格予想モデルにおいてもですが、わりと資産増を狙える予想結果になっています。ビットコインキャッシュは投資価値のある通貨と言えそうですね。
ビットコインキャッシュの買い方【3ステップ】
そろそろビットコインキャッシュが恋しくなってきたと思うので、初心者でもできる買い方を解説しますね。
- 手順①:仮想通貨取引所を口座開設する
- 手順②:日本円を入金する
- 手順③:現物でBCHを購入する
買い方はビットコインや他の仮想通貨と同じですので、1ミリもむずかしくありませんよ。
手順①:仮想通貨取引所を口座開設する
ビットコインキャッシュ(BCH)を取り扱う国内仮想通貨取引所をご紹介します。
- その①:Coincheck
- その②:bitFlyer
- その③:DMM Bitcoin
- その④:SBI VC トレード
- その⑤:GMOコイン
特におすすめは「コインチェック」です。取扱通貨は30種類と国内最大級でして、初心者〜上級者でも使いやすいシンプルな画面・操作性が定評です。
口座開設は無料ですから、まずはアカウント登録し、本人確認を完了させましょう。手続きは10分ほどで終わりまして、最短即日で取引できます。
僕もずっと愛用しているため、詳しくは【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】から始めてみてください。
-
【初心者】コインチェックの始め方ガイド【愛用歴5年の僕が口座開設〜売買方法を解説】
続きを見る
手順②:日本円を入金する
国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入するには「日本円」を入金する必要があります。
一般的に「銀行振込」「クイック入金」「コンビニ入金」から選べますが、 取引所によっては入金方法や手数料が異なるかもしれません。
ちなみに僕は「住信SBIネット銀行」から指定口座に入金しています。ネットで完結できまして、振込手数料もかからないためおすすめです。
具体的な入金方法は【簡単】コインチェックのおすすめな入金方法は「銀行振込」です【住信SBIネット銀行なら手数料無料】を参考にしてください。
手順③:現物でBCHを購入する
日本円を入金できたら、実際に「ビットコインキャッシュ(BCH)」を購入しましょう。
国内取引所では「取引所」「販売所」の購入形式がありまして、それぞれ購入方法や購入可能な仮想通貨、手数料などが異なります。
たとえば、コインチェックでビットコインキャッシュ(BCH)を購入する場合「販売所」でしか扱ってません。一方、ビットコイン(BTC)なら「取引所」「販売所」で購入できます。
そこで今回は「コインチェック-販売所」でビットコインキャッシュを購入する方法を解説しますね。
注意ポイント
コインチェックでビットコインキャッシュを買うには「販売所」のみとなっています。手数料の安い「取引所」では取り扱っていないため、ご了承ください。
>> 参考:【簡単】コインチェックで始めるビットコインの買い方【〇〇すると大損します】
ビットコインキャッシュの将来性を左右するポイント5つ
ビットコインキャッシュを購入するなら、今よりも価格上昇を見込み、あわよくば儲けたいですよね?その将来性を決めるポイントは、下記のとおりです。
- その①:ビットコインの価格上昇
- その②:BCH半減期
- その③:BCH決済の普及
- その④:BCHのハードフォーク
- その⑤:仮想通貨の法整備や規制緩和
ビットコインキャッシュの時価総額は上位に位置しており、将来性を期待できる通貨の一つとして人気です。
ビットコインキャッシュの将来性について、わかりやすく解説します。
その①:ビットコインの価格上昇
ビットコインとビットコインキャッシュの価格は、連動する傾向にあります。
つまり、ビットコインが伸びれば、ビットコインキャッシュの価格も上昇するということですね。
海外では、ビットコインの「現物ETF」が次々に承認されるケースも増えています。
著名人や起業家、AIの価格予想でもビットコインは伸びると分析されてます。詳しくは【保証】ビットコインの将来価格は1億円?専門家・AI予想を考察【2030年には射程圏内】をどうぞ。
その②:BCH半減期
ビットコインキャッシュの将来性に投資するなら「半減期」という仕組みを理解しておくことが大切です。
半減期 | 日付 | ブロック量 | BCH報酬(半減前) | BCH報酬(半減後) |
---|---|---|---|---|
1回目 | 2020年4月8日 | 63万 | 12.5 | 6.25 |
2回目 | 2024年4月4日 | 84万 | 6.25 | 3.125 |
半減期は通貨のインフレを抑制する役割もありますが、市場に流通する発行量が少なくなることで希少価値が上がり、価格上昇を期待できます。
とはいえ、半減期を経るとマイニング報酬も半分になってしまうので、1BCHあたりの価格が倍々になっていかないと、理論上、マイニングするメリットも減ってしまいます。
ビットコインは半減期後に価格上昇する傾向にあるため、ビットコインキャッシュも同様のプラス影響を受ける可能性はありますね。
その③:BCH決済の普及
ビットコインキャッシュの将来性は、円やドルなどの法定通貨のように、基軸通貨としてのポジションを確立できるかどうかですね。
現状、仮想通貨の基軸通貨は「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「テザー(USDT)」が独占しています。
海外では、法定通貨(米ドルなど)を「ステーブルコイン(USDT)」に交換しつつ、それを元にビットコインなどの仮想通貨を購入します。そして、ビットコインやイーサリアムを元に仮想通貨を売買します。
この時点で、マイナーなアルトコインがビットコインなどの時価総額を抜くことはなかなかできないんですよね......
ビットコインキャッシュが下克上するには、親分であるビットコインのスケーラビリティを十分に解決しつつ、クリプトの決済通貨として浸透していく必要があります。
つまり「ビットコインとか使えねーじゃん」みたいな流れになって、デジタル化の未来においてBCH決済が普及すれば、伸びる可能性は大いにあると思います。
その④:BCHのハードフォーク
ビットコインキャッシュの「ハードフォーク(分岐)」によって、新しい仮想通貨が誕生する可能性もあります。
- ビットコインSV
- ビットコインABC
ビットコインキャッシュのハードフォークによって、新たな仮想通貨が誕生してきました。
ハードウォークが実施されればビットコインキャッシュがより使いやすくなるかもしれません。需要が高まれば、ビットコインキャッシュの価格は上昇する可能性があります。
その⑤:仮想通貨の法整備や規制緩和
仮想通貨の国際的な法規制が緩和されることで、ビットコインを筆頭に、ビットコインキャッシュの価格上昇も期待できるでしょう。
当然、仮想通貨の法規制が進めば、相場全体の価格は下落すると予想できます。
過去には、中国やロシアで仮想通貨に対する法規制が報じられると、相場は大きく下落しました。
昨今は、ビットコインやイーサリアムの「現物ETF」が承認されるなど、仮想通貨に対する明るい兆しが見え始めてきていますよ。
ビットコインキャッシュでよくある質問5つ
ビットコインキャッシュの将来性は明るい
本記事では「ビットコインキャッシュ(BCH)」の概要から将来性、価格予想などをマルっと解説しました。
ビットコインキャッシュはビットコインの課題である「スケーラビリティ問題」を解決させるために生まれた仮想通貨でして、決済や送金に適しています。
ビットコインと同様、発行上限枚数は「2,100万枚」と有限であり、4年に一度の「半減期」にて希少価値が生まれる仕組みです。
将来性もわりと期待されているため、安い今のうちに仕入れておくと、そう遠くない未来で大きな利益を得られる可能性が高いですよ。
ビットコインキャッシュは、国内仮想通貨取引所として人気な「コインチェック」で購入できます。まだ持っていない方は、ぜひ口座開設とセットで購入してみましょう。